« J1なればこそ | メイン | 新体制始動 »

2002年1月13日

ストライカーの集い

 ディド塾長、張軍曹が契約を延長し、新フィジカルコーチに前ヴェルディユースフィジカルコーチの石栗建氏が就任、そして生きて再び北海道の土を踏むことが出来た冨樫とコーチ陣の顔ぶれも正式発表され、チームの新戦力補強もほぼ終了し2002年のコンサドーレの陣容も固まったようです。だいぶJ1で戦えそうメンバーが揃った感じですね。キーちゃんや永井が来るという噂を聞いてヒステリックに拒否反応やフロント批判を繰り返していたサポーターは反省するように。
 今回の即戦力クラスの新加入選手で目を引くのが小倉でして、クラブからの公式発表には完全移籍とは書いておりませんでしたが、「期限付き」の記述がありませんでしたからおそらくは完全移籍なのでしょう。四日市中央工時代から「レフティーモンスター」と呼ばれアトランタ五輪代表では前園や城はもちろん現在イタリアでプレイする中田英寿よりも期待されていた選手でしたが、五輪最終予選前の合宿で重傷を負ってしまい、それ以後は度重なるケガに泣かされ続けて表舞台から姿を消してしまいました。現在でも「あのケガがなければ…」とか「西のファールがなければ…」と悔やむファンが多いのですが、その後名古屋→市原→東京ヴェルディと渡り歩き、今季ヴェルディから構想外となって札幌にやってきました。
 そんなレフティーモンスターが札幌にやってくることについて喜ぶサポーターも多い反面、全盛期とは程遠いと言わざるを得ない今の小倉が札幌で活躍することが出来るのかと心配なサポーターも多いようです。とはいえ、全盛期の小倉ならばそもそも札幌くんだりまで来ていないでしょうし、彼がコンサドーレのユニフォームを身に纏う以上、我々に出来ることは応援する以外にありません。
 まぁオグが全盛期の彼ではなかったにせよ、前回の「コンサイズム」のコラムでも書きましたが、ストライカーが結果を残せるかどうかは、本人の能力ももちろんですがそのチームの戦術とトップとしてコンビを組む相方といい関係を築けるかどうかにかかってきます。ただし、これは他に獲得したロブソンやコジにも言えるのですが、逆に言えば00年の俺王子&バンバンや01年の俺王様&バンバンのように、そういった面でチームにフィットすれば期待以上の結果を残せるとも言えるわけです。つまり「単体ではパッとしなかったけどコンビを組ませたらブレイクしたアイドル」みたいな感じです(WINKとか)。まぁもっとも、ピンでダメだったのでまとめてみたらやっぱりダメだったトリオ・ザ・パンジーみたいなのもいないわけではないのですが。

 ちなみにオレの個人的な意見としては、これまでの歴史上で最高のコンビだと言えるのは、「ポンキッキーズ」の鈴木蘭々&安室奈美恵だと思っています。

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ