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2002年1月21日

栗山の憂鬱

 ブエナスタルデス! 栗山町の関係者のみなさんには言ってはいけない挨拶で始まりました。「文章の4分の1がモイスチャー」サッカー百鬼夜行でございます。そんなわけで、今日は「栗山町、最後の最後で三国町にメキシコ代表のキャンプをかっさらわれた事件」について語ってみようかと思います。
 このことについてざっと説明をしますと、コンサドーレも練習場として使用しているスポーツ施設「レオスパーク」を持つ栗山町が誘致に動いていたメキシコ代表のワールドカップの際のキャンプ地が、福井県三国町にある「テクノポート福井」に決定した、ということです。
 まぁこれだけならば別になんてことのないニュースなのですが、元札幌監督のウーゴ・フェルナンデス氏が持つパイプを利用し、2年近く前からメキシコ代表に絞って誘致を進めてきた結果、メキシコサッカー連盟の幹部から内定をもらっていたはずの栗山町関係者にしてみれば、まさに青天の霹靂といいますか秋天の陽炎といいますか、府中の二千には魔物が棲むといった感じの出来事。約8,000万円をかけた結果がコレでは、関係者の心境たるや小学校から私立の学校に入れて育てた息子がおかまになっていたくらいのものではないかと思います。

 つってもまぁ、こういうのは各々の事情があることですから栗山の事情だけを聞いてあれこれ言うことは避けますけど、とりあえず栗山町の関係者も外人との口約束なんてないも同然ってことを知らなかったんでしょうか。知っていればもう少しやりようはあったんじゃないかと思います。どうしても誘致したいのなら、メキシコサッカー連盟の幹部にしこたま呑ませてべろんべろんにして契約書にサインさせるくらいのことはしないと。

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