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2002年5月14日

世界大会の影で

 5月12日を以てナビスコカップの予選リーグとJリーグディビジョン2が終了。札幌のようにナビスコカップ自体が終了したチームも含めて、これにより社団法人日本プロサッカーリーグのワールドカップ前の全日程を終了したことになります。これ以降は今月末の31日から始まる4年に1度の大イベントであるワールドカップが終了するまで、約2ヶ月という長い中断期間に入ります。17日にはそのワールドカップに出場する日本代表メンバーが発表される予定となっており、サッカーファンの皆様におかれましては徐々にワールドカップモードに突入している頃ではないかと思います。
 とはいえ、今回のワールドカップには札幌の選手は誰一人かすりもしないことが容易に予想されるため、今回の日本代表に関しては「チームとしての勝敗」以上の興味は湧かないでしょうし、また、ワールドカップに出場する他国の代表チームとテストマッチを行うJリーグチームもいくつかありますが、ご存知の通りコンサドーレ札幌は何の予定も入っておりません。栗山町のメキシコ代表のキャンプ誘致が成功していれば、おそらくコンサドーレ札幌対メキシコ代表のテストマッチが実現していたと思われますが、ご存知の通りメキシコは土壇場で栗山さんではなく三国さんを選び、哀れ栗山さんは見事にフラレてしまいました。この辺りは何となくドロドロとした大人の事情がありそうな気もしないでもないので深く突っ込むのは避けますが、とにかく北海道ではキャンプを行うチームがないため、結局それも皮算用に終わってしまっています。
 そんなわけでコンサドーレ札幌は世間の喧噪とはあんまり関係なさそうな上、注目されている柱谷哲二監督の去就や新外国人選手の獲得についてなどは現時点では表面上は大きな動きは見られず、さらにチームもオフに入っているため、札幌がらみでは特に取り上げるようなネタもありません。何の憂いもなく「ギレンの野望」をやることが出来ます

 しかしチームの外に目を向けてみると、昨季のJ1残留の立役者である俺王様(新横浜ラーメン博物館にレンタル中)が、12日のナビスコカップ対市原戦(三ツ沢)で刃傷沙汰を起こしたそうです。新聞など各方面の情報を総合すると、DF中西ともつれて倒れた際に俺王様が踏む形となり、さらにはそのプレイに激昂したGK立石に右ストレートだか右フックだかをお見舞いしてノックアウト。中西は右耳の裏を10針縫い、立石は左のまぶたを4針縫うケガを負った、ということです。
 現場で見ていたわけでもないですし映像を見たわけでもないので言及は避けますが、踏んだだけで10針、パンチ一発で4針というクリティカルヒットを与えた文字通り「エウテホ」な俺王様、横浜サポーターが歌っている通りの「しびれる破壊力」です。南斗水鳥拳の使い手だったとは知りませんでした。

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