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2002年5月17日

代表メンバー発表

 皆さんもご存知のことかと思いますが、現在コンサドーレ札幌は2週間のロングオフ。U-21代表としてフランスで奮闘中の山瀬と藤ヶ谷を差し置いて、選手たちは連戦で疲れた心身をリフレッシュさせていると思いますが、各道内メディアも札幌がらみのネタがないようで、新聞にはこれといった記事もありません。
 しかしサッカー的に言えば本日は目前に迫ったワールドカップの日本代表メンバーが発表される日でした。選ばれたメンバーの詳細については色んなところにアップされているので省略しますが、顔ぶれについてはまぁ予想を覆すほどのものではなかったといいますか、あんまり驚くようなメンバーではありませんでしたね。漢・秋田も含めて。もちろん、当落線上にいる選手が所属しているチームや代表候補選手を多く抱えるチームのサポーターの皆さんにとっては悲喜交々のメンバー発表となったと思いますけど、札幌のようにハナっから蚊帳の外のチームのサポーターにとっては「まぁ順当」というのが正直な感想ではあります。これでもしさりげなく盛田剛平の名前があったり、「世界に通用するから」という理由で高橋尚子がメンバーにいたり、「ムードメーカーが必要」ということでパンチ佐藤が代表入りというテレビ東京テイストな選出をされたりしたらビックリしますけど。
 それにしてもまぁサポーターが騒ぐのは当たり前としても、マスコミの大騒ぎは異常ですね。4年に1度の一大イベントに参加を許される「選ばれし者たち」ですから普通の国際親善試合やトーナメントとは意味合いが違ってくるのは仕方がありませんけど、なんつうかドラフト会議のような雰囲気で違和感ありまくりで、トルシエ代表監督がサボりたがったのもわかるような気がします。そういえば「トラベルチャンス見送り」となった中村俊輔ですが、代表メンバーから外れたことを知ったときの水沼貴史さんの落胆した表情はかなり印象に残りました。その落胆っぷりたるや、ドラフトで8球団による競合でくじを引き当てたのがよりによってロッテだったときの小池秀郎の表情を思い出しました。

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