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2002年5月23日

マクロブ帰国

 札幌サポーターの皆さんは既にご存知のことかと思いますが、昨日ロブことロブソン、マクさんことマクサンドロの両ブラジル人との契約を解除したクラブから発表がありました。移籍した俺王様、引退した名塚が去った札幌にとって、方やロブはチャンピオンズリーグ経験者、方やマクさんはブラジル時代はキャプテンを務めていた豊富な経歴をひっさげて、それぞれ攻撃と守備の要としての活躍を期待されて来日した助っ人選手ですが、フタを開けてみればロブはゴールどころかボールキープすらままならず、磐田戦での一世一代の退場劇が印象に残っているくらいで、マクさんに至っては開幕戦でいきなり藤本にさっくり抜かれたのを始め1対1では先生以上の弱さを発揮する始末で、両者とも開幕から数試合でスタメンはおろかベンチからも外れる始末。ここ2年ほど極限まで俺様を誇った俺王子や俺王様、風のようにやってきて帰っていったアダウト弥七と「当たり助っ人」が続きましたが、今回の2人は早い話が量産型ブラジル人の域を脱しなかったようです。
 なお、二人とも既に北海道を離れたそうです。彼らについてはなんつうか「悪いときに悪いチームに来た」ということで同情の余地もあるのですが、いずれにしても彼らはついぞ厚別の芝を踏むことなく帰国ということになりました。

 まぁ「助っ人選手」である以上は仕方のないこととはいえ、今の札幌の惨状は何も彼らだけの責任ではないのですが、彼らに責任を取ってもらった方は、せめて札幌ドームの芝を踏めるようにがんばってください。

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