昨日行われた道都大学との練習試合は8-0で大勝したそうです。ここのところJ2、JFLのチームとの練習試合では3試合無得点が続いていましたが、この日はバーヤックが4得点と爆発したのを始め、ジャジィことジャディウソンも1得点と大学生を相手にとりあえず鬱憤晴らしを敢行。なんとなくのび太の「大人になったらガキ大将になる」という宣言を思い出しました。
とはいえ、道都大学には柱谷哲二前監督解任直後(つまりイバンチェビッチ監督就任前)の練習試合でも6-0で勝っていますから「イバンチェ効果」が現れているのかどうかはわからないのですが、新戦力もフィットし始めているようなのは好材料でしょうか。とりあえず、今週土曜日に予定されている「俺王様と新・愉快な下僕たち」とのテストマッチの内容如何で現在のチーム状況がわかることでしょう。
そんなイバンチェですが、新聞報道によると「1000のトレーニング方法」で練習を行っているそうです。千と言えばマスカラス、万といえばドスカラスですが、岡田武史元監督も監督としての苦労に「いかに飽きさせずに練習をさせるか」ということを挙げていたように、ともすれば単調になりがちな基本練習やフィジカルトレーニングは選手に飽きや慣れが来やすく、そうなってくると充分な効果が望めない場合が多々あります。そういった対策として、イバンチェビッチ監督は同じ目的の練習でも異なったやり方を執ることにしているようで、次々とメニューを繰り出すイバンチェを日刊スポォツ北海道ではドラえもんの四次元ポケットになぞらえ、「イバえもんのどこでもドアがJ1残留の扉を開く」を結んでいました。
なんつうか「イバえもん」とはいかにも突っ込んで欲しそうな名前ですが、サポーターとしては「どこでもドア」よりは「ソノウソホント」で札幌J1残留を明言してくれたほうがいいのですがね。