世界大会の影響で中断されていたJリーグ。J2はすでに再開されていますが、J1リーグはいよいよ明日から再開されます。イバンチェビッチ監督体制となったコンサドーレ札幌は、当然ながら目指すのはJ1残留となりまして、まずはとっとと順位表の一番下から抜け出すこと目標となりますが、7月に行われる4試合のうち3試合が苦手のアウェイ戦と、いきなり正念場を迎えることになります。しかも明日は現在勝点1差で14位にいるヴィッセル神戸との試合。「裏天王山」ということになります。裏と言っても無修正とかそういうのではありませんので、「洗濯屋ケンちゃん」を知ってる人は正直に手を挙げなさい。
で、7月のうち唯一のホームゲームは、ワールドカップで破壊されずに済んだ札幌ドームでの横浜F・マリノス戦です。実は今更ながらこの試合が札幌開幕戦となります。ナビスコカップでは磐田戦が厚別で行われましたが、リーグ戦としてはこの試合がようやく今季の札幌での初試合となるのです。札幌のサポーターは熱心な人も多いのですが、それでもさまざまな事情からアウェイはもちろん室蘭や函館まで行けない人も少なくありませんから、そういった札幌在住のサポーターは開幕してから4ヶ月以上待たされてしまったことになるわけです。でも、考えようによっては中断前のジャイアンリサイタルのようなサッカーのようなサッカーを見なくて済んだというのはラッキーかもしれません。もっとも、札幌在住の人に限らずほとんどのサポーターにとっても「明日から開幕」という思いかもしれませんが。