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2002年7月14日

緒戦は飾れず

 J1リーグが再開した13日、監督を交代してJ1残留に全てを掛ける最下位のコンサドーレ札幌は、14位のヴィッセル神戸とアウェイで対戦しました。御殿場での練習試合は参考外として、直前の練習試合(柏戦)では「守備は上出来、攻撃はどうだろう?」という判断でしたが、あれから一週間経ってもやはり攻撃は劇的には変わらなかったようで、圧倒的にゲームを支配しながらも得点を奪えず、逆にコーナーキックから土屋の一発でやられて1-0の敗戦となってしまいました。
 とはいえ、その攻撃面もだいぶ前線の3人+山瀬が噛み合ってきていまして、まさか札幌でワンタッチ、ツータッチのパス回しが見られるとは思いませんでした。で後は両ウィングバックもそこに絡んでくればより多くのチャンスを演出することが出来るようになるでしょう。守備はもうほぼ合格点。よくぞ1ヶ月でここまで立て直したという感じで、神戸の攻撃が哀しいくらいしょぼかったという面はあるにせよ、流れの中では神戸についぞ決定的チャンスを作られることはありませんでした。結局セットプレイでやられてしまいましたが、札幌のセットプレイの弱さはもはや芸の領域ですし。
 確かに残留争いの直接のライバルである神戸に勝点3を与えてしまったのは痛いですが、今後に充分期待を持たせる内容でした。まだたった1試合ではありますけど、アウェイゲームの内容としては「岡田サッカーより上」と言ってもいいかもしれません。このサッカーを続けていれば、(少なくともホームでは)勝てるようになるだろうという気にさせる内容でした。つうか、「勝てるかも」という気になること自体が大きな進歩というのもどうかと思いますけどね。何せ今までロクなもん喰ってなかったもので。

 さて、柱谷哲二監督が就任した今季は観戦記のタイトルも「哲二の部屋」にしていましたが、30年近く続いている本家「徹子の部屋」に及ぶことなく柱谷監督が解任されてしまったため、観戦記のタイトルもさらなる変更を余儀なくされてしまいました。
 ということで、新しい観戦記のタイトルは「どこまでイバンチュール」。元ネタがわかる人はあんまりいないかもしれません、つうか結構なトシだと思いますが、とりあえずまず第1弾、神戸戦の観戦記をアップしました。

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