24日にJ1リーグ第10節、対横浜F・マリノス戦が今季初となる札幌ドームで行われました。J1リーグが始まって4ヶ月半が経とうという時期に来てやっと巡ってきた札幌開幕戦でしたが、2点を先行しながらも10人の横浜に終了間際に追いつかれVゴール負け。ほぼ手に入れかけた青い鳥がするりと逃げていったって感じですかね。ポエム的に言うと。オレってば死人…いや詩人だなぁ。
しかしまぁ、昨季の厚別での福岡戦でも前半2点差で折り返したのに終了間際に追いつかれて結局3-4でVゴール負けを喫したり、10人の磐田にロスタイムで追いつかれてVゴール負けを喫したりと、試合運びの拙さはもはや伝統とも言えますが、それでも今季無敗の横浜を敗北寸前にまで追い込んだことについては自信を持っていいと思います。それはPKを得たときの中澤の様子からはどれほど横浜が追いつめられていたかがわかりますし、同点に追いつかれたゴールもドゥトラを褒めるしかないゴールでした。
15位の東京ヴェルディがFC東京との東京ダービーを制したため、ヴェルディとの勝点差は3に広がってしまいました。状況はさらに厳しくなっていますが、この試合で東京のジャーンが退場して次節の札幌戦には出られないのはプラス材料です。しかも、まだ札幌はホームゲームを4試合しか戦っていません。あと11試合あるホームゲームは全てものにするつもりで戦って欲しいと思います。とにかく14位になれば降格はしないのですから。
そのための準備も着々と進んでいるようで、本日クラブから京都パープルサンガのDF・佐藤尽の完全移籍が発表されました。また、大宮アルディージャのFW・磯山和司の期限付き移籍も大宮のオフィシャルサイトで発表されています。
室蘭大谷高校から国士舘大学という「深川パターン」の佐藤は、札幌待望のセンターバックの選手。また、磯山は身長185cmと札幌では一番背の高いフィールドプレイヤーとなりますが、長身の割にはスピードもあり、また運動量も豊富です。高い精度のシュートも持っています。ホントに、計ったようにギリギリ枠の外を飛んでいくんですよ。
とりあえず、溺れる者は藁の犬とも言いますから、フミヤートばりに札幌に色を加えてくれるとうれしいなぁ。
というわけで横浜F・マリノス戦観戦記。