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2002年7月29日

勝てませんねぇ

 前回の更新で「黒部がJ2得点王」ということを書きましたが、ごめんなさい間違いです。2001年のJ2得点王は34ゴールの仙台のマルコス選手で、黒部選手は30ゴールで2位でした。謹んでお詫び申し上げます。

 さて、昨日行われたJ1リーグ第11節のFC東京戦ですが、変則4バックで臨んだ前半はケリー、石川、戸田と10分ごとに1点というタクシーメーターのような取られ方をして粉砕されました。後半頭にバッキーのゴールで1点を返し、終始札幌がペースを握り続けて反撃したものの、3点の壁はあまりにも大きく、泥沼の7連敗となってしまいました。
 試合内容については、監督には監督なりの考えがあるのでしょうし、結局采配なんてものは結果論だと思いますから批判はしたくないのですが、システムの変更は納得できるとしても(東京の変則3トップを1人ずつで抑えるのは難しいので)、そのメンバーの選定には多少の疑問が残る試合でした。前節で点を取ったナオキをサブに置いて、「走ってなんぼ」の板長とビジュを揃えたのは、組み立ての面でも有効であるとは思えません。そもそも、あの位置で組み立てをさせたいからこそ山瀬を3列目にコンバートしたのではなかったんでしょうか。後半から出てきたナオキが、移籍してから一番と言ってもいい働きをしていただけに、もったいなかったなという気はします。
 とりあえず就任してからこっち、イバンチェビッチ監督を見てきて思った印象は、ユーゴの岡ちゃんというものです。つまり、岡ちゃんもイバンチェも、チーム作りに関してはしっかりしているものの試合中の効果的な選手交代に関してはそれほど上手くはないなど、共通点は割と多いです。そういえば、たまに奇策っぽいことをやって玉砕するというのも共通事項です。
 まぁ選手交代に関しましては、お世辞にも選手層が厚いとは言えない札幌の現状のメンバーで、果たして流れを変えられるほどの選手交代が可能かどうかという問題はあるのですけど、両者ともかなりの慎重派であるのは間違いないでしょう。そういう人物にギャンブルを求めるのは無茶なことだと思いますが、騙されたと思って新居を使ってみるとかするといいかもしれませんよ。

 そんなわけで東京戦観戦記

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