本日行われたJ1リーグ1stステージ最終節、対東京ヴェルディ1969戦。残留を目指すためには是非とも叩いておかなければ行けないヴェルディを相手に、前半ビジュのヘッドで先制したものの、またしてもロスタイムに同点に追いつかれ、延長戦で逆転負けをするといういつものパターンで負けてしまいました。この負けにより勝点6で1stステージを終えたコンサドーレ札幌は、2部制移行後の1stステージ最低勝点記録を更新することになりました。
15位の神戸が広島に勝ち、勝点を12として14位に上がったものの、今度はその広島が15位となって勝点上はそう離されたわけではないのですが、何度同じ目に合っても相変わらずいつもの通りの展開は哀しいやら情けないやら。使い古された言葉で言えばまさにドリフのコントのようなお約束っぷり。いわば「ロスタイムだよ! 全員失点!」と言ったところでしょうか。
この試合で山瀬が負傷退場しましたが、どうやらその怪我は右膝前十字靱帯断裂、全治6ヶ月という重傷だった模様。出場がほぼ確実視されていた来月の釜山アジア大会はもちろん今季のプレイも絶望と見られ、U-21代表にとっても大きな痛手となってしまいました。ついこの間ユース代表の主将・今野が靱帯損傷で戦線を離脱したばかり。その時はこれ以上悪いことは起こらないだろうと思っていたのに、直後にメガトン級の悪いことが起きてしまいました。
十字靱帯断裂といえば、ここ最近では広島の上村健一選手、東京の三浦文丈選手、仙台の福永泰選手と中田一三選手がそれぞれ全治8ヶ月という診断を下され、今もリハビリ中です。膝の怪我はスポォツ選手にはつきものとはいえ、前十字靱帯の断裂は選手生命すら脅かしかねず、このケガを負って完全復活を果たした選手はそう多くありませんし、復活したとしてもロナウドのように長い時間がかかります。
とはいえ、オレもスポォツ外科の知識があるわけではありませんので、前十字靱帯の断裂とはどういうものなのかGoogleで検索したところ、「医療情報-前十字靱帯断裂」なるペイジがヒット。まさしくと思って開いてみると、書いてあったのは「犬で多発する関節疾患は…」。こんな時にこんなペイジをヒットさせるな。笑い事じゃないんだから。
今まで大きな怪我人はいなかった札幌でしたが、その中でも「丈夫」な選手だと思われていたエース・山瀬の突然の大怪我に、少なからずショックを受けています。不幸中の幸いなのは、同じく十字靱帯の断裂を経験している小倉隆史が同じチームにいるということでしょうか。手術のことやメンタル的な面でいろいろとアドバイスしてくれるだろうと思います。何とか元のプレイが出来るようになって欲しいのですが…。