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2002年9月 4日

若手発掘虎の穴

 積極的に若手選手を起用してきた柱谷哲二前監督と違って、ここまでベテラン重視の傾向が強かったイバンチェビッチ監督。もちろん、今季途中から就任したイバンチェには時間もあまりない上、途中加入の選手にベテランの選手が多かったということもありますから、チームの形を作るためにはある程度経験を持ったメンバーを固定化していかざるを得なかったと思いますが、そのチームが結果を残せていないこともあり、また先日小山チーム統括部長との会談で「若手のレベルアップ、それによるチーム活性化」という新しい宿題が確認されたこともあって、ここに来て若手の尻叩きも始めることになった模様です。
 既にサブチームが定期的に道外遠征をして他チームのサテライトとのテストマッチを行う計画も出てきており、その第1弾として今週末の京都戦での遠征にメンバー全員を連れて行き、サブチームはガンバ大阪のサテライトチームなどとテストマッチを行う予定になっておりますが、昨日の練習ではイバンチェ直々に若手選手に「特訓」を行ったという話が各道内メディアに載っておりました。
 道新スポォツによると、イバンチェに呼ばれたのはイソヤマン、岳也、田澤、新居、らっきょ、吉瀬、いのっち、阿部の8選手。どんな指導をしたのかまでは載ってなかったのですが、まさかわざわざ選手を集めておいて「フランダースの犬」の最終回を見せて選手を泣かせたり、はたまた「いいか! 世の中には2種類のズゴックしかない! 普通のズゴックと赤いズゴックだ!」などと意味不明なことを力説したりはしないでしょうし、スポォツニッポンによれば、イバンチェは「これまで使われなかった選手のうち2人(ベンチに)入れる」とも話していたそうですから、その2人を見極める目的もあったのでしょう。もしかしたらその2人の中に新居が入るかもしれません。まぁ、もし7日に新居がベンチ入りしなかったとしても、8日に行われる予定のガンバ大阪サテライトとの試合には出るでしょうから、もし7日出なかったらそっちも見に行ってこようかと思っています。

 というわけで今週末は京都パープルサンガとのアウェイ戦が行われます。北海道新聞ではこの試合のキーマンとして、佐藤尽と松川友明の名を挙げております。なるほど、確かにこの2人は今季途中に京都パープルサンガから移籍してきた選手で、松川に至っては先週まで京都にいたホヤホヤの選手ですしね。現在の京都の主力選手の特徴は把握済みのはずですから、板長の「あの2人はモチベーションが高いでしょう」というコメントも付けており、道新の期待も大きいようです。

 でもね。

 健作も入れてやってはくれませんか?

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