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2002年12月 5日

俺王様再降臨

 横浜F・マリノスを契約解除され、札幌が獲得に乗り出していると言われていた俺王様ことウィル。解雇されたすぐ後に最初にこの話が出てきてからしばらく音沙汰がなく、サポーターも果たして進展があるのかとやきもきしておりましたが、本日付けの日刊スポォツに現在保有権を持つ大分トリニータと移籍の合意に達した、という記事が載っておりました。同紙には「完全移籍での札幌入りが有力」とも書かれており、これが事実ならばJ1で得点王を獲ったのみならず、あの「スーパー北斗21号事件」など試合以外でも数々の伝説を残したあの男が、ついに北の大地へ帰ってくることになります。
 邪魔な敵を蹴散らして進む俺ドリブル、「お前のボールは俺のもの」という俺キープ、確実に枠を捉える俺シュート、助走を取らない俺フリーキックなどを武器に札幌をJ1残留に導いた俺王様のご帰還に、当然のことながら臣民は歓迎ムードではありますが、やはりというかなんというかほとんどの方が厳格な人柄で知られるジョアン・カルロス・トシキ新監督との折り合いを心配しているようです。コレばかりはフタを開けてみないとわかりませんが、俺王様がジョアンに「俺が札幌のピクシーだ」とか言っておけばいいと思います。
 まぁ、ジョアンがもし99年末の岡ちゃんのように「俺を取るのか、選手を取るのか」というようなことを言い出したら、少なくともオレは迷うことなく選手を取りますので。
 とりあえず俺王様が復帰したところで来季J1昇格できるかと言われればそう簡単な話ではないと思いますが、"King of Sapporo"新居もいますし、少なくとも今季のような全然シュートを打たないストレスのたまる試合はなくなるだろうと思います。

 そんなわけで獲得決定報道が流れたことにより、来年のキャンプに果たしてプラス何kgで合流してくるかについてイギリスのブックメーカーがオッズをつけはじめたというのはウソですが、少なくとも放牧明けだけに重め残りなのは間違いないでしょうね。

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