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2003年1月 9日

日立よりの使者

 以前から噂されていた通り、昨季柏レイソルからコンサドーレ札幌に期限付きで移籍してきたMF酒井直樹のレンタル期間延長が正式に発表されました。
 それはまぁいいんですが、ご存じの通りナオキは10月5日のアウェイ清水戦で十字靱帯断裂の重傷を負い全治6ヶ月の診断を下され、現在もまだリハビリ中です。どこをどう考えてもキャンプには間に合わない計算ですし、またスピードタイプのプレイヤーだけに、山瀬と同じように元のパフォーマンスに戻るかどうかという不安もあります。それでも札幌がレンタル延長に踏み切ったのは驚きました。
 もちろん能力は高い選手ですし、負傷する前も絶好調でしたから、復活すれば大きな戦力となるでしょうけど、普通ならレンタル期間が終了次第元のチームに返却となる流れです。いくら札幌の選手層が薄いとはいえそこまでの余裕はないはずですからね。それがそうならなかったのは、おそらく治療費なども含めた柏に対するナオキのケガの補償的な意味合いが強いような気がします。
 まぁとにかく今年1年も札幌にいるのですから、まずは焦らずケガを治して復活して下さい。とりあえず千羽鶴なら売るほどありますし

 で、その辺りが関係しているのかどうかは知りませんが、こちらも以前から噂されていた通り柏レイソルのMF砂川誠を期限付き移籍で獲得したという発表がありました。一応トップ下などもこなせますが、本来は右アウトサイドの選手。つうか柏時代のナオキからポジションを奪った張本人です。もっともこの砂川もすぐさま渡辺光輝にポジションを奪われてしまいましたが。個人的な印象としては、これといった弱点がない反面これといった特徴もない、強いていえば運動量が豊富、つまり犬という感じのプレイヤーです。ナオキがリハビリ中ですし、トップ下の人材に恵まれているわけでもないので、使い勝手を考えれば悪くない補強なのかもしれません。加藤竜二、棚田、森川、そしてナオキと、なぜかフロントレベルで割といい関係を保っている柏レイソルとの友情パワーの結晶なのかもしれませんね。マッスルドッキング。
 もっとも、前述の選手たちって札幌に来た後ほぼ例外なく悲惨な末路を迎えているような気もしますが、なんとか頑張って下さい。

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