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2003年1月11日

バイアーノ白紙?

 先日今季の助っ人選手としてポンチ・プレッタの元ブラジル代表MFミネイロと仮契約を結び、フラメンゴのMFファビオ・バイアーノの獲得も最終段階に入っていると新聞に載っていたとお伝えしましたが、このうちファビオ・バイアーノについてはここに来てどうやら暗雲が立ちこめている模様です。ブラジルのニュースサイトでは「日本のクラブチームがファビオ・バイアーノを諦める」という記事が出ておりました。
 その記事によれば、ファビオ・バイアーノ本人は日本のクラブと合意したものの、バイアーノとの契約が2004年まで残っているフラメンゴが、その違約金として100万米ドル、つまり約1億2千万円を要求したそうです。記事中には具体的なクラブ名は書かれていませんが、おそらくコンサドーレで間違いないでしょう。まぁ札幌に100万ドルなどという金額が払えるわけもないですね。何しろ100万ドルといえば函館一コ分ですし。
 ところでこの少し前に、このファビオ・バイアーノがレポーターを殴るというとっても愉快な記事が載っておりました。殴った理由などまでは把握しきれなかったのですが、どうやら警察沙汰になったみたいです。フラメンゴといえばジョアン・カルロス・トシキ新監督が札幌の前に指揮を執っていたクラブですから、ジョアンもバイアーノについてはよく知っているはず、というよりは察するにバイアーノ獲得もジョアンの推薦なんじゃないかと思うのですが、とりあえずまた気性難だったのね。

 まぁおそらくバイアーノ獲得は白紙となったのでしょう。そうなると今度は彼に代わる攻撃的MFを獲得しなければなりませんけど、報道の通りバイアーノとの交渉が最後の最後でおじゃんとなったのなら、他にリストアップしていた選手との交渉はもうとっくに打ち切っているでしょう。これからまた探すような手間をかけるなら、アタッカーが必要なのならとっととペルー行ってダビド・ソリア連れてくればいいのではないでしょうか。

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