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2003年4月 6日

開幕勝利

 チームを大きく変えて臨んだ第4節の新潟戦。俺王様復活の試合ということでオレも現地まで馳せ参じましたが、端的に申し上げまして掛け値なしにオモシロい試合でした。トップチームの試合であそこまで笑えたのは本当に久しぶりです。興奮させるに足りる試合でした。復活相成った俺王様は残念ながら不発に終わりましたが、試合から離れて久しいということを考えれば現時点ではあんなモンでしょう。岳也のゴールも、久しぶりに「堀井岳也の堀井岳也たる所以」といったゴールでした。あれこそが岳也です。モンテディオ山形のサポーターが愛し、そして札幌でのデビュー戦でVゴールを挙げて札幌のサポーターを虜にした堀井岳也が、ようやく帰ってきたような気がします。
 とりあえず成績としては2勝2敗と五分に戻しただけですが、この勝利はただの勝利ではありません。各選手がそれぞれの持ち味を発揮したこと。そして昇格争いのライバルチームである新潟に対し、アウェイで1人少ない人数でほぼゲームを支配したこと。ジョアンが断行した選手の入れ替えが正しかったことを証明したこと。もちろんうまく行き過ぎたという面がなかったわけでもないですけど、冗談でもなんでもなく、ここからが開幕と思ってもいいと思います。敢えて言おう、藤ヶ谷の時代が来たと。

 そんなわけでこの試合のマンオブザマッチは曽田です。誰が何と言おうと曽田です。ミスしてもそれが致命傷にならないだけでなく、なぜか自分のところにボールが帰ってくるというオモシロプレイを連発した18番は紛れもなく神でした
 それにしても10人となってからのパフォーマンスは素晴らしいものだったと思います。9人でフルタイム戦い抜いて引き分けに持ち込んだ2001年9月22日の万博でのガンバ大阪戦を彷彿させる頑張りでした。次は最初から10人でやってみればいいのではないでしょうか。砂川の電池が前半で切れると思いますけど。

 それと、こちらも開幕戦となるサテライトリーグ第1節・対鹿島アントラーズ戦が本日鹿島アントラーズグラウンドで行われ、2-2の引き分け。所用で鹿島まで行けず残念ながら試合は見てないのですが、前半早いうちに2点を奪われたものの、その後三原が直接FKをぶち込み、後半には"King of Sapporo"新居が得意の俺ドリブルからのゴールで追いついたとのことです。獲るべき人が点を獲り、またケガで出遅れていた相川もフル出場したみたいで、また、ユース所属選手も斎藤来、石井謙伍の2選手が帯同、わずかな時間ながら出場するなど収穫は多かったようです。13日は是非行こう。

 というわけで新潟戦観戦記

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