火曜日の23:00からフジテレビ系列で放送されている「ジャンクSPORTS」という番組があります。ご覧になっている方も多いかと思われますが、ダウンタウンの浜田雅功さんが司会を務め、各スポォツ界のトップアスリートたちを集めて、毎回あるテーマに基づく各々の「業界」の裏話を披露するという番組です。
昨日のテーマは「ペナルティ」。アイスホッケー日本代表・DF川口寛(ゆたか)選手(コクド)やラグビー日本代表FB・増保輝則選手(神戸製鋼)など錚々たるメンツが居並ぶ中、サッカー界からは昨季現役を引退した元日本代表FW・「ミスターレッズ」こと福田正博氏が出演。その福田氏が語るサッカー界のペナルティの前フリは「味方に怒りのキック」。
…ナニ? それはもしかして…。
「横浜F・マリノスにウィルって選手がいたんですよ」。
そ…それはもしかしなくても俺王様。さらには画面の左下に「現コンサドーレ札幌」というテロップと共に満面の笑みの俺王様の写真が1 そんなわけで、話は予想通り臣民なら誰もが知っている「キックオク事件」についてなのですが、福田氏が言うには「どうやら試合中、自分の所にパスがなかなか来なくてかなりイライラしてたんでしょう」。
違う! 違うよ大将! あれは奥がチンタラやってたからだよ! つまり俺王様は味方を蹴ったんじゃなくて奥を蹴ったんだよ! いわばピンポイントに狙い撃ちしたんだよ! とテレビの前で叫んでも効果があるはずもなく、直後に解雇されたという事実も含めてすっかり「悪者」にされてしまった俺王様。確かに知らない人が見れば一方的に蹴った俺王様だけが悪いように映りますけどねぇ。まぁそのお陰で俺王様が北海道に戻って来れたのだからいいんですけど、福田氏もその辺の事情をよく知らないんでしょうね。臣民としては弁護したいところですよ。「俺王様が本気で殺す気なら右足じゃなくて左足で蹴ってますよ」と。
で、それだけならまだよかったんですが、その次の話は「罰金を値切ろうとした」選手の話。誰だそんなどあほうは、なんて苦笑いしながら見ていたら、その罰金をディスカウントしようとした選手は俺王子ことエメルソン。
また札幌かい(元だけど)。
まぁ実際、札幌に移籍してくるような助っ人選手って、だいたいがだいたい一山千円みたいな平均的な能力の選手か、能力は高くてもすねに傷を持つような選手しかいませんがね。つまりネタになるヤツらだということで、オレにとっちゃ非常にオモシロいんですけど、この両方に直に関わった岡田武史監督はやっぱり気苦労が絶えなかったんでしょうねぇ。