気温25度を超す猛暑の中行われたJ2第7節・ヴァンフォーレ甲府とのアウェイ戦は、前半から砂川、俺王様という攻撃の要を相次いで負傷で失い、前半ロスタイムに先取点を許す苦しい展開。後半、セットプレイから今野のリーグ初ゴールで追いついたものの、終了間際に追加点を奪われて2-1で負けました。
でも、別に悪い試合じゃなかったと思いますよ。こういう負けた試合って必ず「モチベーションが低い」とか言う人がいますし、マスコミもどうしても集中力の欠如に敗因を持っていきたいのかそんな感じの選手コメントを載せてますけど、別にそんな風には思いませんでしたよ。動きが重かったのはやっぱり暑さが堪えたんでしょうし、あれだけのアクシデントがあって動揺するなというのも(特にうちの選手には)無理な注文ですしね。何より勝てないのはヘタだからに決まっておろう。つうか勝って「強いぜ! このまま昇格だ!」と騒いだかと思えば、負けた途端に「去年と何も変わってない! もう昇格は無理だ!」とか極論に走るのはいい加減やめませんか。勝ったら喜び負ければ悔しがるというのはサポーターの性ですけど、いくら何でも極端すぎます。
さて、俺王様と砂川の負傷離脱はもちろん痛いですけど、サッカーやっている以上これは仕方のないこと。砂川のケガについての詳細な情報は掴んでませんが、俺王様はどうやら肉離れとのこと。ホベがそうだったように全治3週間から4週間くらいはかかっちゃいますが、靱帯じゃなかったことが不幸中の幸いと見るべきでしょうか。そういえば俺王様は大分時代の99年にも同じ箇所痛めていましたね。古傷なんでしょうか。これがもしベットだったら、来週の広島戦には何事もなかったかのようにピッチに立っているんでしょうけどねぇ。
ところで遅きに失した感はありますが、Mr.ピッチ。Jリーグ公式サイトのリリースに書かれているとおり、「今年の新企画として芝生をモチーフに擬人化した『Mr.ピッチ』をキャラクターに『Jリーグ百年構想』を分かりやすく、親しみやすく伝えていきます。」という重要な使命を背負って生まれてきたMr.ピッチとは、こんな人です。↓

Mr.ピッチ
誰か止める人はいなかったのでしょうかJリーグ。もう各所で様々な取り上げられ方をされているように、突っ込まれるために生まれてきたとしか思えないスキだらけのキャラクター、イヤ、もはや「キャラクター」と呼ぶことすらはばかられます。「水木しげるの妖怪大百科」に出てきても不思議じゃないです。むしろデフォルトで載ってそうです。「芝生をモチーフに擬人化した」と書いてますが、わざわざ擬人化する必要があるのでしょうか。「わかりやすく、親しみやすく」という壮大なテーマにも真っ向から逆噴射してますし。
4月26日から5月10日に開催する「ファミリーJoinデイズ」にて、各ホームチームからこのMr.ピッチの携帯電話クリーナーがプレゼントされるそうですが、嫌がらせとしか思えないですね。だって夢に出てきそうだもん。
最後に甲府戦観戦記アップ。