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2003年7月10日

再始動

 前回の女子ワールドカップに関する記述で一部勘違いがありました。ワールドカップのアジア枠は「3.5」ではなく「2.5」で、本来ならアジア4位の日本に出場権はありませんでした。それがなぜ今回のプレーオフになったのかと言えば、本来中国で行われる予定だった次回のワールドカップがSARSの影響で開催返上となり、アメリカで行われることになったのですが、「開催国枠」の権利はそのまま中国に残り、その中国がアジア選手権で2位となったため、4位の日本がプレーオフに滑り込んだというわけです。お詫びして訂正致します。

 さて、コンサドーレは3日のオフが終了し、昨日から後半戦に向けたチーム練習が始まりました。前半戦のラストを完勝で締めくくり、いい形で後半戦に臨めるかと思いますが、それに加えて4月26日の甲府戦で足の甲を痛めて以来戦列を離れていた今野がようやく全体練習に合流。当初の「全治2週間」がなんだかんだで2ヶ月以上というのは札幌時間では誤差の範囲であるからいいとして、少しずつではありますが巻き返しを狙う体制が整ってきたような感じです。
 つってもまぁ、冷静に考えてみればシーズン始めに想定していた状態に戻るだけのような気もしないでもないのですが、砂川、ビタウ、板長、中尾という鳥栖戦の中盤のバランスが思いの外良かっただけに、今野が戻ってきたはいいけど果たして彼の入る余地があるのかどうかという「うれしい悩み」も出てきます。まぁリハビリ明けでコンディションはあまり良くないでしょうし、試合勘も鈍っていると思うのであまり無理はしないでもらいたいものです。

 しかしその一方で、右足半月板を痛めていた相川が左膝の後十字靱帯も断裂していたことが判明し、今季絶望というありがたくないニュースも流れてきています。せっかくナオキの復帰によって「ケガ博」から靱帯断裂ブースが撤去されたと思った矢先の悪い知らせ。素質はあるのにケガが多いというのはなんとも非常にもったいないです。

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