前節川崎フロンターレ戦で、ロスタイムでの決定的なチャンスを景気よく外してしまった新居。「決まればほぼVゴール」という場面だっただけに風当たりが強くなるのもまぁ致し方ない話ですが、さすがに新居も落ち込んでいたのかもしれません。そんな新居を見かねたのか、マザロッピGKコーチが直々にアドバイスをしたそうです。
スポォツ報知によると、普段はオノレの弟子の面倒しか見ないマザロッピとしては異例とのこと。まぁマザロッピに限らずとも、普通はGKコーチが他のポジションの選手の面倒を見るなんてことはあんまりないですよね。場合によっちゃあ越権行為とも取られかねませんし。つっても去年の5月頃には、某GKコーチ(当時)が延々とベンチで監督への文句を呟いていたなんて噂も聞きましたけど。
とにかくその異例の「マザ道場」入り、新居曰く「内容は秘密」とのことですが、さすがに「正しい球の取り方」を教えてもしょうがないと思う、というかマザの場合「球」じゃなくて「命(タマ)」といったほうが正しいような気もするのですが、どうやらに「スーパーマリオの無限1UPの方法」に始まって、「ひょうきん絵描き唄の極意」から「紅天女の演じ方」までを、約20分間に渡り直々に伝授された模様です。
はい、実際はマザにGKにとってイヤなコースや捕りやすい球がどんなものかを教えてもらったようです。そういえば高橋陽一先生の「キャプテン翼」で、若林源三との対決の前日に翼くんの師匠であるロベルト本郷が、ゴールに立たせた翼くんにシュートを浴びせてGKの取りにくいコースを身体で憶えさせたというエピソードが載っていましたけど、それと似たようなもんなんでしょうかね。もっともこれは翼くんの小学生時代の話ですけど。