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2003年10月31日

ぶらぢる

 相変わらずサイト放置プレイです。毎日見てくれている方は申し訳ありません。

 さて、今日何気なくスカパー!をつけて、J SPORTS(旧J SKY SPORTS)を見ていたら、ちょうどブラジル全国選手権のフラメンゴ対コリンチャンスの試合をやっておりました。つっても見始めた時は既に試合は後半に突入していたのですが、カンペオナート・ブラジレイロなんて久しぶりに見るよなぁなんて思いながら見ていたら、コリンチャンスのCKの場面で、コーナーキックを蹴りにいった選手がアップになりました。あれ? どこかで見たことあるぞこの人造人間ヅラ。
 そう、今年の7月まで札幌にいたホベことホベルっち選手です。ブラジル代表の10番をつけた選手という肩書きをひっさげて札幌にやってきたホベですが、ジョアン・カルロス・トシキ監督と折が合わずにシーズン途中で退団。退団後はコリンチャンスに移籍したと新聞に小さく載っていたのは憶えていましたが、元気でやっているみたいです。ちなみに対戦相手のフラメンゴには、そのホベの前に札幌に来ると言われていたファビオ・バイアーノもいて、何となく一方的な親近感を持って見ていました。
 今年の全国選手権では両チームとも成績は低迷しているみたいですけど、それを割り引いたとしてもブラジルのサッカーというのはのんびりした感じがします。プレスもあまりかけず、ドリブル主体のスピード感のないサッカー。ホベや同じく途中退団したベットは、しばしばサポーターから「攻撃のスピードを止める」と批判されてきましたが、ブラジルのサッカーってもともとそんなモンだったのかもしれませんねぇ。
 とはいえ、優秀な選手は次々と欧州の強豪リーグに移籍してしまうなど選手の海外流出が後を絶たず、国内リーグの空洞化が進んでいると言われるブラジル。実際、オレの中ではブラジル人というのはみんながみんなテクニシャンという、「中国人はみんな人民服を着ている」とか「インド人はみんなビックリするはずだ」というのと同じような先入観を持っていたのですが、お世辞にもスキルフルとはいえない、どっちかというとしょぼい試合内容でした。毎回助っ人の獲得に失敗すると強化担当がクソミソに言われたりもしますが、これじゃ助っ人を探すのも大変だろうなぁと思わずにいられません。
 ま、そんな感じですからブラジル路線というのもなかなか厳しいのかなという気はします。つっても来季は助っ人を獲るかどうかも決まっていないみたいですけど、獲るとしたらブラジルにこだわらずに宇宙人で済ませるという方法しかないのかなと思いました。

 思い切り手抜きですけど大宮戦の観戦記も書きました。

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