今週末の仙台戦での今季初勝利を目指して、いつものように「ヤンツーサッカー教室」が開かれている札幌。2試合連続引き分けとはいっても試合の内容は悪くないですから、相手がどうとかは別として、今の段階ではどんな試合を見せてくれるのかという期待のほうが大きいので、試合に向けての心配はあまりないのですが、心配事といえばやっぱり層の薄さでしょうか。もちろん、選手の実力が云々ではなく単純に頭数の問題です。
今年はただでさえ登録人数自体が少ない上に、健作と斉川はリハビリ中で復帰は早くても5月以降、その上リーダーもケガで1ヶ月の離脱、中尾もまだコンディションが戻ってないみたいです。ここでまた怪我人や出場停止が出ないとも限らないわけですし、来月からサテライトリーグが始まることを考えても、駒が少ないどころか単純に足りないという事態に陥りかねません。ユース選手をどんどん参加させるのもそれはそれでいいんですけど、アウェイの場合はそうそういつもかり出せるとは限らないでしょうし。
そんなわけでクラブは新しく2人の選手を登録するようです。かねてから練習生として札幌の練習に参加していた道都大4年生のDF権東勇介選手と、札幌大4年生のMF斉藤勇志選手。まだ現役大学生である2人を強化指定選手として登録する予定だそうです。人数不足は重々承知、でも半端な補強は意味がないし、キッチリ補強するオカネもないというジレンマを抱えたクラブは、その解決手段としてちゃっかりネコの手を借りてきたといった感じです。
権東、斉藤の2人は4月4日の東京ヴェルディとのサテライトリーグまでにはツバをつける…いや登録出来る見込みだそうで、まずはサテライトで実際にプロの試合を経験するようですね。まだ2人とも生では見たことがないので、アウェイゲームに来たら見に行こうと思っています。