よんとっぷってなんですかヤンツー。
まぁそんなわけでトップチームは黒星だったわけですが、本日はサテライトリーグ・鹿島アントラーズとのアウェイ戦が行われました。このカードは昨年はアントラーズの練習場で行われていましたが、今年の会場はなぜか千葉県成田市にある成田市営陸上競技場。鹿島よりは近いし行きやすいことは行きやすいんですけど、それはあくまで比較論であって、決して「近い」とは言えない距離です。つうか、練馬区民にとってみれば成田市なんて推定茨城みたいなもんだわな。実際札幌~函館間よりも全然近えし。
午前中にフットサルやって疲れていたので出来ればスカイライナーでゆったりと行きたかったのですが、残念ながら時間が合わずやむなく普通の京成特急に乗って日暮里から一時間。会場の中台運動公園は成田駅から徒歩15分程度といったところです。キックオフの30分前くらいに会場に着いたら、既に結構な数のファンが集まっています。アントラーズ側が用意したスタメン表も、GHQのジープに群がる子供たちのようなファンにあっという間に略奪される始末。要領の悪いオレは当然手に入れられるはずもなかったのですが、別のゴール裏メイトからあまりをもらうことが出来ました。そのメンバー表によると、札幌のスタメンはこんな感じ(Yはユース選手)。
謙伍(Y) アイカー
KAMA.ちゃん
尾崎 勇志
上里 来(Y)
マツ(Y) バタヤン ホンコン
もんじゃ
石井謙伍、斎藤来、松下宏の3人のユース選手が先発メンバーに名を連ね、ベンチにはGKのエビちゃん他は真田勝志、渡邊翼、三浦祐輔のユース選手のみ。権東はどうやら来ていない模様です。
伝統的に登録選手数の少ない鹿島も3人のユース選手が先発。その他、前橋育英でアイカーとチームメートだった大谷、鵬翔でホンコンとチームメイトだった増田、帯広北高出身の田中康平らの若手選手に混じって、燦然と輝いてるのが「池内友彦」の名前。こんなところで何をしている!
さて、というわけで試合。スタメンの平均年齢は鹿島の19.82歳に対して札幌は19.36歳。共にユース選手3人が先発していますので、差の0.46は池内分と考えると、両チームともほぼ同じくらいのメンバー構成です。の割には、鹿島に押し込まれる展開が続きます。日帰り強行軍のためか札幌の選手の動きは全般的に悪く、球際の競り合いもほとんど後手に回ります。
トップチームがエマージェンシー状態なだけに、この日もスタンドにいたヤンツーに対して格好のアッピール機会となるはず。ところが、その中でも一番手に入りやすい三原が抜けた左サイド、そのポジションに入った尾崎はまったくといっていいほどいいところを見せられないまま途中交代。まぁ正確に言えば左ウィングバックは尾崎とて本職ではないのですが、それでも鹿島のユース選手にも翻弄される始末。「まだ市村のほうがマシ」と思えるパフォーマンスでは、トップ出場はまだまだ遠いと言わざるを得ないでしょう。ま、とりあえずまずヒゲを剃れ。北海道でヒゲを生やしていいのは日本ハムの小笠原だけだ。
しかしそれ以上に「てんでさっぱりダメったらダメ」だったのがアイカー。この中ではとりあえず一番プロ歴も長いですから、ルーキーや大学生、高校生だらけのこのチームを引っ張っていかなければいけないはずなのに、「競らない、追わない、動かない」のないないづくしの三拍子。ケガ明けでコンディションが万全ではないのかもしれませんけど、尾崎同様ほとんどいいところなく途中交代。
その他、石井、斎藤来の2人のユース選手も絶不調。バックラインも不安定さが目立ち、右の鎌田も頑張ってはいたのはよくわかるのですけど、まだちょっと修行が必要そうです。
結局、試合は後半ロスタイムに最終ラインで河端がボールを奪われ、そのまま中島に決められて敗戦。感想としては全体的に「まだまだ先は長そうだ」という感じです。まぁその辺り今年は我慢の年であることは重々承知なんですけどね。あわてない、あわてない。一休み一休み…。
その中で、一番トップに近そうなのはやはり上里でしょうか。まだ甘さは残るものの、身体の使い方がうまい選手。視野も広く、意図のあるパスを出しており、センスのある選手だなと感じました。ただ左利きの選手ではありますが、あれだけの視野を持つ選手だけに、左サイドで使うのはもったいないような気もしますので、やっぱり真ん中でということになるでしょうか。
来週日曜日には柏レイソルとのアウェイ戦があります。桑原も海外遠征から戻ってくるでしょうから彼も見に行きたいところですが、女子代表の試合とかぶっているため思案のしどころです。身体が二つ欲しいのう。