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2004年10月19日

ヤンツー残留表明

 今季チャンピオンチーム・ジュビロ磐田の監督という座を捨て、北の最果てのクラブへ単身乗り込んできたヤンツーこと柳下正明監督が、地元メディアに対し来季も札幌の監督を続ける意志があることを明らかにしました。日刊スポォツによると、ヤンツーは「2年契約ですから、クラブからクビといわれない限り、もちろん来季もやります」とのこと。現在チームは長らく最下位に沈んでいる状態ですが、クラブ側もその手腕を高く評価、シーズン終了後にも正式に続投を要請する予定だそうです。まぁ、続投要請つってもヤンツーの言うとおり2年契約なんですから、要請もへったくれもあったもんじゃないんですけどね。

 確かに今季の成績については甚だ満足のいくものではありませんが、だからといっていま監督を代えるというのは、替わりがよっぽどの人材でない限りは得策とは思えませんし、そんな「よっぽどの人材」が、はっきり言ってサラリーも名声もそりゃもう笑っちゃうほど望めそうにない札幌に来てくれるとはこれまた到底思えないわけで。まぁヤンツーに続けてもらったとしても、来年これですんなりステップアップかと言われれば、そんなに楽観視もできませんけどね。クラブを取り巻く環境は相変わらず厳しく、有力選手を呼べるような状況ではありませんし、「一歩進んで二歩下がる」「三歩下がって敵の影踏まず」「地域リーグと五十歩百歩」と言われる現在のチームを改造することを考えれば、今年ほどではないかもしれないにせよやっぱり我慢の必要な年になるかとは思います。
 とにかく、継続性を考えればまずは一応一安心ということになったわけで、当面、その契約期間である2006年1月31日までは札幌の指揮を執ってくれることになるでしょう。その先はどうなるかわかりませんけど。

 ヤンツーさんがその活動を停止するまで 残り468日。

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