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2004年11月 3日

おめでとうゴンザレス

 「残念ー!」とか言ってるそこの芸人、来年の今頃はあなた自身がいなくなってますから! 残念ー!(挨拶)

 本日行われたヤマザキナビスコカップの決勝、2年連続の優勝を狙う浦和レッドダイヤモンズと、プロ化して以来初のタイトルを狙うFC東京との対戦は、延長戦を戦い抜いて決着がつかず、行われたPK戦を4-2で制したFC東京が初優勝に輝きました。
 さてともに関東勢のカードで満員となった国立競技場での試合、決勝戦はおろか出場すら出来ない札幌のサポーターとしての見所は、もちろん現在J1リーグ得点王を独走し、史上初のJ1・J2でのキング・オブ・俺様への道をひた走る俺王子ことエメルソンと、元U-20日本代表主将であり、アテネ五輪最終予選での「山本昌邦的MVP」として一躍有名になったゴンザレスこと今野泰幸の元札幌勢。フリーのシュートを外すなどらしくなさは否めなかったものの、相変わらずの爆笑プレイを連発したエメルソン、センターバックのジャーンが前半に2枚目のイエローで退場後、藤山を入れるために交代させざるをえなくなった三浦文丈が抜けた中盤をほぼ1人でワンワンいいながらカバーし続けた今野と、札幌サポーター的にも楽しめる内容でした。
 つうか、爆発的な攻撃力を持つ浦和を相手に1人少なくなった状況で、今野がいなければ文丈さんを外すようなことはとても出来なかったでしょう。あの布陣は今野だったからこそ成り立ったとも言えるわけで、FC東京のフロントの方々、3億は決して高くなかったでしょ?

 まぁそんなわけでございまして、プロ入り後初めてタイトルを獲得した今野や、現在ケガ中ですが昨季ナビスコカップ優勝を勝ち取った山瀬功治、それと前述した通りエメルソンを筆頭に、2位大黒将志(ガンバ)、3位播戸竜二(神戸)と現在J1得点ランキングの上位3人が所属していたことがあるチームは、現在見事に出がらしです。まぁ元札幌の選手が多くのチームで活躍しているのは、いろいろ複雑な感情はあったりもするのですが、今回の今野のようにタイトルをとったときはやっぱ素直にうれしいものです。とはいえ、出来るならそういうタイトル獲得の喜びはオノレの応援チームで味わいたいですね。そこまでの道のりはもちろん厳しく長いとは思いますけど、もしそういう時が訪れることがあったなら、今の状況を知ってる我々はより大きな喜びを感じることが出来るでしょうね。いつかくるかもしれないその時を信じて待つしかないと思います。

 とまぁ、かっこいいことを言ったところでまず目標は最下位脱出なんだけどさ。

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コメント (1)

あきの:

「そこの芸人」の芸風は「なんでかフラメンコ」に
近いものがあるので、案外しぶとく生き延びるかも
しれません。笑点の大喜利の前座あたりで。

しかし、今回のナビスコ杯決勝をめぐり、札幌系の
サイトはどこも「捨てた女がイチローと結婚した」
栗○英×の悲哀が漂っていますな。

PK戦でエメに蹴らせなかった浦和陣営は「なかなか
分かっているな」と感心したのですが。何はともあれ
今ちゃんオメ。ちょいともみ上げが伸びすぎていない
かい?

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