シーズンが終わってチームはオフに入り、選手たちはそれぞれ帰省したり、身体を休めたり、あるいは自主トレに励んだりと思い思いの年末年始を過ごすと思いますが、フロントはここからが本番勝負。現在のところ移籍加入の選手で正式発表があったのはサンフレッチェ広島の中山元気だけですが、来季に向けた補強の動きが本格化する頃合いです。
といっても、噂レベルで名前の挙がっていた湘南ベルマーレの熊林親吾選手は横浜F・マリノスへの加入が決定し、「きりたんぽライン」の完成はあえなく霧散。まぁいくら磐田時代に面倒を見ていたヤンツーがいるといっても、J2最下位チームとJ1チャンピオンチームじゃ雲泥の差ですし、熊林はなにやらサーフィンが趣味という話ですから、その辺りでも札幌は横浜には勝てません。札幌じゃあ海からちょっと離れてますし、仮に足を伸ばして海に出ても、出た先は日本海ですから、サーフィンなんかやったらウニ密猟者に間違われかねないですもんね。パサータイプの選手は欲しかったですけど、ジャガイモとほっけじゃ満足してもらえなかったと思ってあきらめましょう。
とはいえこれで残りの「噂」は、「99%ムリ」という山形の大島秀夫選手を除けば、ジュビロ磐田のDF加賀健一選手とGK高原寿康選手くらいしか具体的な名前は聞こえてきていません。補強なんてすりゃいいってもんでもないですけど、これだけっつーのもどうなのかと…。特に今年はシーズン通して得点力不足に悩まされましたから、来季はその辺を改善していかないと勝てるもんも勝てんような…。特定個人の力に頼らないチームを作るというコンセプトは充分理解していますし、そういった「点の取れるFW」も含めての育成なんだと思いますが、中山の獲得に関しては、タダでさえ新居が退団してFWの数自体が減ってるんですから、新居とタイプは違えど、どっちかというと補強というよりはパテ埋めみたいな印象を受けますし。一応、来季のFWは6人と人数的には少なくはないですけど、それはルーキーの石井と2年目の斉川を含めての話ですから、44試合を乗り切るにはそれなりに計算できるレベルのストライカーが1人くらいいてもいいような気がしますが、どうなんでしょうね。あっと驚くような隠し球があるのでしょうか、と思っていたら、本日の「日本代表ニュース」に、ついに具体的な名を持つ「噂」が出てきました。
札幌が鹿島DF池内友彦の獲得に動いてると報じられている。
池内かよ!
しかもDFだし!
おまけに前うちにいたし!
コメント (1)
もうオフィシャルに獲得内定と出ていますよ、はやっ!<池内
加賀や高原より早く内定が出るなんて・・・天皇杯の勝ち負けが理由かな?
投稿者: あきの | 2004年12月22日 10:59
日時: 2004年12月22日 10:59