時々、自分で自分がわからなくなることがある。
昨年10月にとある男性が白老町で窃盗と建造物不法侵入の容疑で逮捕されたが、逮捕された男性は記憶喪失だったそうだ。彼はホロホロ山中で転落するなどしてそれ以前の記憶を失っており、なぜ自分が山の中にいたのかはもちろん、自分の名前すらわからなかったという。別にオレは記憶喪失ではないけれども、時々「気がついたらとんでもない場所にいた」ということがたまにある。何かの病気なのだろうか。自分の中に自分はない別の自分がいるのかもしれない。今日も、そんな不思議な体験をした。

ここはどこ?
そんなわけでなぜか自分は気がついたら鹿児島にいたりするのですが。とりあえず仕方がないので現在指宿で合宿中のコンサドーレ札幌の練習を見てきました。
オレが見たのは午後練習からなのですが、練習内容は明日のJ2京都パープルサンガとのテストマッチを見据えてセットプレイの練習がメインで行われておりました。明日のレギュラー組と目されるビブス着用組と控えメンバーと思われるビブスなし組に分かれ、コーナーキックといろいろと場所を変えてのフリーキックを行い、攻撃と守備のポジショニングをそれぞれ確認するというものでした。それぞれのメンバーは以下の通り。おそらくこのメンバーがそのまま京都戦のスターティングメンバーとなるものと思われます。
<ビブス(レギュラー)組>
GK:高原
DF:西澤/ソダン/西嶋
MF:徐/権東/金子/色白/スナマコ
FW:元気/アイカー
<ビブスなし(控え)組>
GK:もんじゃ
DF:加賀/池内/ホンコン
MF:謙伍(征也)/智樹/カズゥ(タバタン)/社長(野田)/桑原
FW:岳也/清野
(※控え組は頻繁に入れ替えがあったようです。岡ちゃんは別メニュー。)
それぞれのキッカーはビブス組が右がスナマコで左が権東、ビブスなし組が右に桑原、左が三原社長と上里カズゥが交互に蹴る感じ。一つ一つのプレイにヤンツーの具体的な指導が入り、引き締まった練習ではありました。ただ、各キッカーとも結構いいボールを蹴っていたにもかかわらず、ズバッと得点になったのが上里のコーナーキックを池内(?)が合わせたたった1回のみだったというのはどういうことでしょうか。どフリーのシュートくらいは決めてねタバタン…。
午後練習はこのセットプレイ練習のみを1時間半ほど行って終了となりましたが、その後は居残り練習タイム。黙々とドリブル練習を続けていた野田、リフティングゲームでじゃれあうソダンと徐、1対1でじゃれあう謙伍と加賀、サイドからのクロスの練習で「走りの練習よりよく走ってるなぁ」とヤンツーに冷やかされていた三原社長、そのサイドからのクロスを難しい体勢でなぜかズバズバ決めていたホンコンなど各々思い思いの練習をしておりましたが、おもしろかったのが池内、カズゥ、桑原、権東らによるフリーキック練習。GKと壁人形(通称いけにえくん←今決めた)を立たせてのフリーキック勝負でした。最初のほうしか見ていなかった上に記憶が曖昧なのですが、おおむねこんな感じだったと思います。
<1本目>
池内:大ホムーラン
桑原:上にはずれる
上里:成功
権東:右端のいけにえくんを暗殺
<2本目>
池内:大ホムーラン
桑原:クロスバーに当たって真下に落ち不明
上里:成功
権東:左から2番目のいけにえくんを暗殺
<3本目>
池内:やけくそなのか左足で蹴ったら枠に飛んだ…
桑原:成功
上里:上にはずれる
権東:右から2番目のいけにえくんを暗殺
権東くんのフリーキックは危険です。
まぁ結局最終的に誰が勝ったのかというと、それは最後の最後で練習に加わった三原社長なわけですが。またあのフリーキックが見られてホントよかったです。次は是非試合で。