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2005年6月 4日

七北田川河畔に棲む魔物

 仙台戦観戦後、なぜかさらに東北地方を北上し、現在岩手県で温泉療養中。温泉というのはいいものです。大敗なんてどうでもよくなってきますから

 というわけで、本日行われたアウェイでのベガルタ仙台戦は、3連勝中の札幌が実力を遺憾なく発揮して4-0で惨敗しました。開始から全くプレスがかからず、逆に仙台の鋭いプレスにタジタジ。完全に腰の引けた札幌は20分までにオウンゴールを含む3点を献上し、追いつこうにもつなぎ役のタバタンダメ、突破役のスナマコダメ、ゲームメイク役のカズゥ全然ダメ、2トップももちろんダメ、両ウィングバックは話にならないほどダメと、どこを切り取っても見事にダメのオンパレードでは、仙台ゴールを割ることなんて出来るはずもありません。メンバーを替えて臨んだ後半も、得点を奪うどころかカウンターから1点を失いジ・エンド。
 いくら相手が調子の上がらない仙台とはいえ、第1クールも0-3で大敗した相手です。しかも、実は札幌はここ仙台スタジアムでは2000年を最後に一度も勝っていない(対戦のなかった年が都合2年ありますが)のですよね。3連勝中ということで、心の中にどこかスキがあったのでしょうね。
 逆に仙台の選手の気迫は、スゴいを通り越してどっかネジが飛んだんじゃないかと思わせるほどでした。全盛期の明和中学を彷彿とさせる、これでもかと言わんばかりのスライディングタックルの嵐といい、「取ったらすぐにサイドのスペースに出す」という3バック攻略のお手本のような約束事の徹底といい、無骨ではあっても勝つために出来ることをやり続けたのが、4-0という結果につながったのだと思います。

 まぁそんな感じで残念な結果に終わりましたが、見に行ってよかったです。オレたちも勘違いを続けなくて済みましたし。札幌でのアクションサッカーというヤツは、言葉でいうほどアクションではないのでな。

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コメント (1)

あきの:

仙スタでの勝利。久々の4連勝。それができなくても
札幌がトップ5に入ればよろしい。そのうえでトップ3
にも入れるように応援してあげましょう。

・・・と懲りもせず、キャスバルネタにキシリアネタで
返してみる。

ワタシもきょうはゲーセンで現実逃避。ジャックポット
でぼんち揚げ&うまい棒を大量ゲットしたら、大敗なんて
どうでもよくなりました。

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