« 願いは叶った | メイン | 九州に集結 »

2005年7月 9日

苦しくったって

 渋谷で生KOTOKO堪能してホクホクのオレが来ましたよ。

 というわけで本日行われたJ2第20節。コンサドーレ札幌はホーム厚別に現在2位のヴァンフォーレ甲府を迎えての試合となりました。前節山形に完敗してホームでの連敗は避けたい札幌ですが、向かい風の前半は防戦一方。18分にバレーに決められて先制されてしまいます。今季は先に点を取った試合は6勝2分と一度も負けていないのに対し、先に点を取られた試合は1勝1分6敗と分が悪い上、グッダグダのズタボロの内容に正直連敗を覚悟しましたが、前半終了間際に甲府の藤田健が2枚目のイエローカードで退場。相手の攻撃の要がいなくなり、エンドも替わって追い風となった後半は開始早々に池内のゴールで追いつき、さらには後半25分にまたしても池内が決めて逆転に成功。35分にはアイカーのヘッドでダメを押し、3-1で逆転勝ちを収めました。
 それにしても前半はホントにどうなることかと思いましたけど、相手が1人少なくなったとはいえ後半は全く別のチームでした。それでも内容的には決してよくなかったわけですが、今季の札幌って今日のようにあんまり内容がよくない時のほうがスコア上では完勝しているという、なんだかよくわからないチームですね。あえて名付けるなら「弱強い」ってことでしょうかね。何言ってるんだかよくわかりませんけど、「キモかわいい」よりは意味が通じるような気がします。まぁその理由としては、今季は「セットプレイでの強さ」が出てきたことが挙げられるでしょう。今日の試合での3ゴールもすべてセットプレイからのゴールでしたし、「試合内容の善し悪しにかかわらず得点の計算ができる」のは強みだと思います。まさか「札幌はセットプレイに強い」なんて言える時代が来るとは思いませんでしたけど
 というわけでセットプレイで2得点を挙げた池内は今季通算4ゴールとなり、6ゴールのアイカーに続き一気にチーム得点ランキング2位に浮上。DFなので当たり前ですがすべてセットプレイでのゴールです。単純な競り合いではもちろんソダンが上ですが、セットプレイではなぜか池内のところにボールが来るような感じです。逆に言えば池内は「ボールの来そうなところ」を感じられるニュータイプなのでしょう。池内がいるといないとではセットプレイでの得点の予感が全然違いますので、これからもどんどんゴールを狙っていってほしいと思います。でも自分とこのゴールにも叩き込むのだけはカンベンな。

 さて、この勝利で札幌は勝点を30に伸ばしました。福岡が徳島に勝利し、山形が草津と引き分けたため、甲府を含めた4チームが勝点30で並ぶ大混戦ですが、札幌は得失点差があんまりないので2位グループの中では順位としては一番低く、5位と前節から1つ上げただけに留まっています。このまま2位集団について行けた場合、最後になって得失点差が響いて来そうですので、とりあえず今までのような「負ける時は大量失点」というのは避けてください。
 それにしても湘南戦といい福岡戦といい今回といい、「2位」のチームと当たると必ず引きずり下ろしますねうちのチームは。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kingofsapporo.com/old/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/94

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ