3位浮上
というわけで、9/2から本日まで札幌に帰省しておりました。その間9/4に行われたJ2リーグ第30節・アウェイでの対ヴァンフォーレ甲府戦は、前半開始早々に三原社長が挙げた虎の子の1点を守り抜いた札幌が勝利しました。
これで札幌は3位に浮上。同日に行われた九州ダービーで福岡が鳥栖と引き分け、さらに東北ダービーでは山形が仙台と引き分けたため、山形との勝点差は+3、福岡とは-5となりました。ご存じの通り札幌と山形は日程消化が1試合少ない状態です。今週末の第31節で3チームとも勝点3を得たとして、代替開催日である9/14の試合で札幌が山形に勝利すれば、山形との差は+6、福岡との差は-2にまでなります。ということは第32節(9/18)の福岡との直接対決で札幌が勝利すれば、なんと単独2位に浮上することができるわけですよ!
…というのを、世間では「取らぬ狸の皮算用」と言います。同じような例として、「有馬記念とったら年を越せる」「今年のクリスマスはあのコとイタリヤンデナー」などがあります。
まぁ、こういった皮算用も甲府戦に勝ったからこそできるんですけどね。内容的には押されっぱなしだったみたいですが、同程度の力を持った相手とのアウェイゲームで圧倒するのは難しいでしょうし、今は何より勝点3が重要。実際、現地情報によれば試合後のヤンツーも珍しく満足げだったそうです。反面、選手の口からは反省の言葉ばかりが出てきており、結果はともかく内容面で満足している選手は誰ひとりいなかった模様。まだ強くなれそうですね。三原社長も古傷を痛めて前半の早い時間に交代してしまいましたが、この日のゴールが移籍後初ゴール。おめでとうございます。2003年の入団以来2年半以上かかりましたが、これからはバシバシ決めてください。
ところで、お聴きになられた方も多いかと思いますが、三角山放送の甲府戦中継にゲスト出演させていただきました。ローカルコミュニティ放送とはいえ公共の電波で変な声を流してしまいましたが、とりあえず「来たから負けた」と言われずに済んでよかったです。ところで、三角山の中継にはこれまで湘南、横浜FCと2回現地で出演させていただいています。実はその2戦とも上里カズゥがゴールを決めているのですが、ご存じの通りその上里は現在ケガで戦線離脱中。なので今回はどうなるかと思いましたが、その上里の代役として出場した三原社長がゴール。オレ自身が左利きだからなのか、どうやら左利きの選手に縁があるようです。まぁ、単なる偶然ですけど。
で、この放送中でも言いましたが、先日好評のうちに終了したTシャツデザインイベント、自分のデザインも3つが生産化され、ご注文いただいた方々には感謝の言葉もないのですが、生産化されたひとつに西澤画伯によるデザインのシャツがあります。現役プロ選手の手によるものという事実以上にそのあまりにもシュールなデザインが大きな話題を呼びましたが、このたびそのデザインの謎が一部判明しました。デザインの一番左(着た人から見れば右)に描かれている人物、あれは実は水戸ホーリーホックにレンタル移籍中の吉瀬広志だそうです。そうだと言われても信じられませんけど。そして真ん中の機関車ですが、話によればなんのひねりもなく「○ー○○」だとのこと。大人の事情で詳細は出せないのですが、心配しなくても誰もそうだと気づかないと思います。そもそも機関車にすら見えねぇしな。煙突ねぇし。
そして残りの人面犬なのかロバなのかわからない古代メソポタミア文明の壁画みたいな謎の生き物ですが、これについてはついぞ明らかにはなりませんでした。おそらく書いた本人もわかってないのではないかと思います。
そんなわけでさすが西澤画伯という絵でしたが、謎が判明した途端にモデルの吉瀬が退場というのも、あの絵が発する呪いなのでしょうか。