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2005年10月20日

ヤンツー胸中を語る

 前回のエントリーでも書いたとおり、来季の続投が内定した柳下監督ことヤンツーですが(逆)、発表から1日あけた19日にその心境をメディアに語っており、20日付の各紙はそのヤンツーのコメントを中心とした記事構成になっていました。それによれば、来季も監督を続けることを決心した大きな理由としては、「まだまだやらなければいけないことが自分自身にも、クラブや選手に対してもある。もう1年間、やらせてもらうということです(北海道新聞)」とのこと。このまま終わるわけにはいかない、途中で投げ出すわけにはいかない、そんな決意が感じられるいかにもヤンツーなコメントだと思います。まぁただひとつ気になることとしては、やり残したことを成し遂げるのに果たして1年で足りるのかってことなんですけどね。
 また、契約の詳細についてはシーズン終了後に具体的な話をクラブ側と持つということですが、スポォツニッポンでは「『金銭面は関係ない。ほかに使ってくれと。例えばスタッフとかに』と、自身の年俸アップよりもチーム内の環境整備を優先させたい構えだ」とありました。「サッカーに集中できる環境作り」が重要、とも受け取れる発言ですが、どっちかということ津村氏を始めとする裏方スタッフの重労働をなんとかしたいと考えているのではないかと思います。
 さらには城福強化部長も来季は強化費を増額したいとのことで、現コーチ陣も全員残留の見込みと、ヤンツー政権の集大成となるであろう来季に向け、チームの方向性は確実に固まりつつあります。

 さて、来年のことを言うと鬼瓦権三が笑いますのでこの辺りにして、今週末は大の苦手なモンテディオ山形とのホームゲームが控えています。今季最初で最後の函館での試合となるわけですが、函館での山形戦といえば、2000年に開幕から順調に勝点を積み重ねていた札幌が最初に負けたのがこの函館での山形戦でしたね。その試合で2点目のゴールを決めたのが当時モンテディオ山形にいた堀井岳也でした。ちなみに1点目は「ミスターモンテディオ」高橋健二ですが、この試合に出た山形の選手で未だに残っているのはこの高橋だけ。札幌に至っては岳也以外誰1人残っていません。5年の歳月とはかくも長いものなんですね。当時もオレはハタチでしたけど。
 まぁそんなわけで昔からのファンにとっては函館での山形戦というのはあまりいい思い出はないわけですけど、逆にここで山形を倒せばジャブローの入り口を見つけたくらいの功績ですので、選手の皆さんはぬかりなくお願いいたします。

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コメント (1)

Tany:

あの~、質問なんですが…

>5年の歳月とはかくも長いものなんですね。当時もオレはハタチでしたけど。

↑は、突っ込むところなんでしょうか? それとも、スルーして、猛省を促すところなんでしょうか?

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