これまでの歴史上、コンサドーレ札幌は終盤になってくると成績や試合内容は尻すぼみになるチームでした。Jリーグに昇格した1998年以降、サポーターが満足のいく成績を残した年といえば2000年、2001年ですが、この2シーズンですら、J2優勝、J1残留の目標を果たしたそのあとはもうグダグダな試合を繰り返しました。もちろん、その他のシーズンは終盤どころかシーズンを通してグダグダであったことは言うまでもありません。まぁ去年はグダグダというよりは「ヨワヨワ」といったほうが近いですけど。
さて、ご存じの通り前節を以てコンサドーレのJ2残留が確定しています。入れ替え戦進出という目標は果たせなかったですが、どっちにしても残り2試合は消化試合。「あとはどう頑張っても大して変わんない」という状況は、これまでの経験上グダグダになる可能性は充分に考えられます。そうでなくても信じられない逆転負けを喰らった甲府戦からわずか3日。精神的なショックが残っている可能性もあります。加えて加賀が累積警告で出場停止、攻撃の要である西谷もケガで欠場。西谷はどうして全力で90分戦うとケガをするのかという気もしますが、とにかく厳しい状況には変わりないわけで、モチベーションを維持するのに難しい中これをはねのけられるのかどうか。今日のアウェイ鳥栖戦というのは実はかなり重要な意味を持つ試合でした。ここをモノにできるかどうか。来季札幌が本気でJ1を狙うならば、残りの2試合は「2005年J2第43節と第44節」ではなく「2006年J2第-1節と第0節」なのです。
そんな感じで行われた鳥栖戦は、前半24分に砂川のゴールで先制すると、31分には池内がDFとしてのJ2単独得点記録となる今季通算11ゴール目で突き放し、そのまま0-2で勝利しました。試合は見てないのですけど、内容はどうあれキッチリと勝点3を挙げ、結果として森下板長の引退に花を添えた形となりました。
先生! スポニチの推定年俸をもとに調べてみたら俺達のモリゲの分単価は約17万円でした!
コメント (2)
またまた駄文申し訳ないですが
・ 次戦、ホームでいろいろとアレな草津と戦う件
・ でもまたこういう試合で塩っぽいグダグダなことをしそうな件
・ 板長の分単価が私の月の手取りより多い件…orz
でも森下さん、お疲れ様ですた
投稿者: じゃがバター塩辛 | 2005年11月27日 18:13
日時: 2005年11月27日 18:13
板長お疲れさまでした。
同年代(学年一緒です)の自分も社会人としてはまだまだ色々積み上げて頑張っていく必要のある状況ですので、板長も第2の人生のスタートを自信を持って切って下さい。
さて、「男は花道」ですね。
そう聞いてスラ○ダンクを思い出すか、○ミール飲んでも脳梗塞の昭和44年クラブ系列会社のお偉いさんが余所から人材強奪する時のセリフを思い出したかのどちらかだと思いますが、たかがおタクや、もとい高木琢也とかディドとか平川解説者とか財前数年後の監督候補とかの元日本代表(あ、ディドはGKコーチだったっけ?)の「男の花道」となったコンサドーレですが、今年は誰が次節で花道を飾るんでしょうか?
できるだけ「グダグダな花道」よりも線香花火の最後の輝きでもいいから「一瞬の煌めき」を発揮できる試合になるといいですね。
投稿者: 野幌侍 | 2005年11月27日 20:10
日時: 2005年11月27日 20:10