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2005年12月22日

結果発表

 前回「発表まだ~」という内容を書いたせいではないと思いますが、昨日から一気に移籍関連の正式発表が相次いでいます。まず来る人については、報道にあったとおり水戸ホーリーホックのMF関隆倫選手の完全移籍による加入が発表され、ついで今季浦和からレンタル移籍していたMF西谷正也選手の完全移籍が発表されました。西谷についてはもう皆さん既にご存じと思いますので紹介は省くとして、関について紹介します。
 関は1981年1月16日生まれ、千葉県の出身で、習志野高校から東洋大学に進学し2003年に大宮アルディージャに入団したものの、試合出場はないまま1年で退団となり、2004年に水戸に移籍しました。今季終了までの2シーズンでリーグ・天皇杯通算82試合に出場、2得点を挙げている主力中の主力でした。水戸では右の攻撃的MFを務めており、札幌ではおそらく右のウィングバックでプレイすることになると思います。スキンヘッドという以外に派手さはないものの、堅実なプレイが売りで、フルタイム手を抜かないあたりもヤンツー好みの選手だと言えるでしょう。プレイスタイルからはつい「田渕の再来」を期待してしまうのですが、水戸で培った経験を生かして頑張って欲しいと思います(太陽拳とか)。

 次に「旅立つ人」たちについてです。今季限りでの退団選手のうち、他チームへのレンタル移籍が予定されているという報道があった桑原剛、上田常幸、吉瀬広志の3人についてその去就が決定しました。桑原は水戸へ、上田と吉瀬はアルビレックス新潟シンガポールへそれぞれ期限付き移籍となります。上田のレンタル先については、当初は来季からJ2に参入する愛媛FCなどが有力とされてきましたが、ふたを開けてみれば意外や意外の新潟シンガポール移籍。ホンコンなのにシンガポールとはどういう事よと思わないでもありませんが、ホテルで呪いのデーボに襲われたりしないように気をつけていただきたいと思います。
 ところで、アルビレックス新潟シンガポールといえば来季から札幌に加入する野本安啓の前所属チームで、桑原が移籍する水戸ホーリーホックは先ほど紹介した関隆倫の前所属チーム。移籍なんてこんなモンとはいえクリスマスのプレゼント交換の様相を呈してきましたので、こんな図を作ってみました。

triangle.gif

 何だか水戸だけが一方的に損をしているような感じですね。まぁ札幌もこれまでの歴史上、似たような憂き目に遭ったりもしてるわけで、サッカー界は改めて弱肉強食の世界なんだなぁと思いました。タフすぎて損はない。

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コメント (2)

Tany:

図を見て、「ああそうか!」と思いました。わかりやすい説明で、Chooさん、GJ!

さいごまで3いにはいっていたやつが かちだ。
 
他から憎まれる程の強化をしていかないといけないですよね。
2004年の清貧生活に慣れたのでかなり胸が痛いですが、
強くなるにはこうやって美味しいところを取っていかないといけないんだ・・・
そうしないと俺たちが食い物にされるんだ・・・・
母さん、僕のユース代表3人組、何処に行ってしまったんでしょう。

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