« 結果発表 | メイン | 大塚やってきた »

2005年12月26日

山形の川崎

 派手に地味な補強を繰り返しているコンサドーレ札幌に、本日また新しい仲間が加わりました。モンテディオ山形のMF、川崎健太郎選手です。一見すると元ヤクルトのエースみたいな名前なこの選手は、1982年12月18日生まれ、23歳になったばかり。大阪府出身で、セレッソ大阪のユースからトップチームに昇格し、その後佐川急便大阪SCを経て2003年に山形に加入しました。山形では2004年までに計38試合に出場したものの、昨季はわずか3試合の出場に留まり今オフに構想外となりました。先日長居陸上競技場で行われたJリーグの合同トライアウトを視察したヤンツーが「収穫はあったよ」と語っていましたが、このトライアウトにはこの川崎も参加していましたので、その収穫というのが川崎なんでしょう。
 プレイエリアは左サイド。オレもあまり見たことはないのですが、守備も攻撃もそつなくこなすといったタイプの印象です。ただ、それ以上に大きいのが左サイドのスペシャリストであるということ。札幌には左利きの選手はそれなりに多かれど、左のウィングバックが得意な選手というのはほとんどいませんでした。まぁこれはあまりどこのチームも変わらないみたいですけど、札幌もここ数年は左ウィングバックの本職としている選手は和波くらいしかおらず、従って和波がいくらチョンボをしたりコンディションを落としていても、その代わりとなる選手がいない状態が続いていました。それだけに、左のスペシャリストは喉から手が3本くらい出るほど欲しい人材です。それだけでも札幌にとって川崎はうってつけの人材でしたし、加えて柱谷幸一監督、鈴木淳監督というヤンツーのスタイルとよく似たサッカーを志向する監督の下で3シーズンプレイしていますから、ヤンツーサッカーへの適応も問題ないでしょう。

 ということは、A地点(山形)からB地点(大阪)まで行く間に移籍が決まっていたんです。そうなんですよ川崎さん。え? ホントですか柳下さん。 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kingofsapporo.com/old/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/160

コメント (2)

あきの@人吉在住:

トライアウト前は芳賀、野本とユーティリティの選手を
獲っていましたから、トライアウトではスペシャリスト
を拾うような気がしていました。

>そうなんですよ川崎さん

自称ハタチなのに、このネタはまずいようなw

じゃがバター塩辛:

>ということは、A地点(山形)からB地点(大阪)まで
>そうなんですよ川崎さん。

テラナツカシス&ワロタ
私もハタチですが

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ