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2006年2月 7日

三発目

 和波智広が「安藤美姫の兄です」といっても信じる人は少なくないと思う(挨拶)。

 というわけでJ1相手との腕試し週間、いわゆる「コンサドーレ虎の穴(決してコンサドーレ"とらのあな"ではない)の第2弾、都合3戦目の練習試合は川崎フロンターレです。川崎といえば、97年のJFL時代に勝利して以来、公式戦では1度も勝っていない相手。その最後に勝った試合というのが、かの有名なロスタイムでの大逆転劇。ロスタイムで2点差を追いつき、延長戦で逆転勝ちした伝説の試合で、あの試合を見てからサポーター人生が始まったという人がかなり多いのですが、そのぶん川崎戦の運を全て使い果たしたという感じで、Jリーグはもちろん天皇杯でも1度も勝っていません。かつてコンサドーレがまだ東芝だった時代に本拠地を同じくしていた「ライバル」ですが、成績としてはライバルというよりカモ。そんな川崎とのテストマッチは、30分×3本で行われ、なんと札幌が2-1で勝っちゃいました。得点者は清野と池内。去年のチーム得点王は今年も健在のようです。

 まぁ相も変わらず見てないので内容はわかりませんが、練習試合とはいえここまでのところ(福岡との試合を2つに分けるとして)3勝1敗と結果としてはいい感じ。もちろん練習試合は結果より内容であることは充分承知していますが、練習試合であっても勝つに越したことはないですし、しかも相手はとことんまで相性の悪いことで知られる川崎なのですから、無責任なサポーターとしては気分は悪かろうハズもありません。負けが込んで「よかった探し」するよりも、勝ってなお「悪かった探し」するほうが健康的であると思う次第です。まぁあれこれ言うのは実際見てからにするとして、チームとしてはだいぶ仕上がってきているであろう再来週の熊本キャンプでのロッソ熊本戦が楽しみになってきました。要は、頼むから試合開始は午後であって欲しいということですね。

 ところで、川崎の得点はジュニーニョだそうです。ジュニーニョについて本日の北海道新聞に「フッキの日本で一番の親友」と紹介されていました。フッキが札幌に移籍する時に相談に乗ってもらい、「札幌はいいチームだよ」というアドバイスも受けたそうです。複数クラブが狙っていたというフッキが札幌入りを決めたのもこのジュニーニョのアドバイスがあったからなのかも知れません。とはいえ、2004年に散々やられまくったジュニーニョに「いいチーム」と言われてしまうと、何となく「(気前の)いいチームだよ」とか「(どうでも)いいチームだよ」とか「(かわ)いいチームだよ」とかのカッコ書きが前についてそうだと考えるのも、やっぱりトラウマのなせるワザでしょうか。

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コメント (4)

ropeiro:

ロスタイムの大逆転の試合の後に、等々力で勝っています。
後藤義一とバルデスのハットトリックです。
この時も延長Vゴールです。

ひごげん:

>頼むから試合開始は午後であって欲しい

残念ながらロッソ公式で11時KO、場所は
KKWINGと発表。

羽田発のJAL第1便(8:05発)だったら
間に合いますよ。空席もまだ残っているようです。

ropeiro:

練習試合であればこんな結果を見つけました。
●Subject: 本日の練習試合(vs川崎F)
●From: KUMA
●Date: 2001年6月09日 21:16:11

本日、麻生G(川崎F練習場)で行なわれた練習試合(30分×3本)は、コンサが6-0で勝ちました。

☆メンバー
(1本目)GK小林、右DF中尾、中DF古川、左DF吉川、守備的MFビジュ・瀬戸、右MF遠国、左MF奈良、攻撃的MF大黒、FW曽田・播戸
(2本目)GK井上、右DF古川、中DF森川、左DF吉川、守備的MFビジュ・瀬戸、右MF中尾、左MF謎の28番、攻撃的MF奈良、FW深川・播戸(→14分ウィル)
(3本目)GK佐藤、右DF吉川、中DF名塚、左DF大森、守備的MF森川・野々村、右MF田渕、左MF和波、攻撃的MFアウミール、FW深川・ウィル

☆得点経過
(1本目09分)播戸が左からドリブル~相手DF振りきってグラウンダーのシュート、ファーポストに当たってゴールイン(川崎F0-1コンサ)
(1本目12分)左サイドで奈良→瀬戸(中央から左に流れてきた)、瀬戸がゴールライン際からマイナスの折り返し、中央の播戸がスルーしてファーサイドの遠国が豪快なミドルシュート(0-2)
(1本目14分)左サイドゴールライン際で播戸が粘りマイナスの折り返し、ファーサイドで遠国がヘッドで合わせる(0-3)
(2本目09分)奈良が中央をドリブル突破、そのまま正面からGKの頭越しに決める(0-4)
(2本目26分)中央ウィルから右前方へロングボール、中尾が追いつき低いクロスを入れたところへ深川が詰める(0-5)
(3本目??分)左サイドから大森がファーサイドへ上げる→田渕がセンタリング→ウィルがきれいにヘッドで合わせる(0-6)

相手も主力を入れてきた3本目はやや苦戦(ビジュ不在の影響?)。ちなみにエメルソンはいませんでした。

遠国の攻守に渡る活躍が印象的でありました。

choo:

おぉ、確かに97年は等々力でも勝ってますね。
等々力ではイヤな思い出しかないので、勝ってないもんだと思いこんで調べてなかった…。すみません。

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