Jリーグディビジョン2・第3節
モンテディオ山形0-1コンサドーレ札幌
得点者:札幌/西谷
山形/いなかった
昨年の第4クールの試合でようやっと「山形に勝てない病」の進行を止めることは出来たものの、その勝利は札幌ホームでのものであり、アウェイでは2003年3月22日に勝って以来、まるまる3年も勝ちがありません。山形というチームはどちらかといえばホームでの戦績はよくないのですが、その山形が「x戦ぶりのホーム勝利!」となる時はだいたい札幌が相手の時というほどです。そんな山形を相手にアウェイで勝つことができたのですから、スコアこそ最少得点差ではあるものの、今季を占う上では重要な意味を持つ勝利と言うことが出来るのではないでしょうか。
とはいえ、全体的には連携面ではまだまだ向上の余地があると思います。トレーニングマッチではもっと大胆なサイドチェンジなんかも頻繁に見せていたような気がするんですが。関も芳賀もスピードで相手をちぎるタイプではないので、彼らを生かすのであればきっちりスペースを作ってあげないと難しいと思いますよ。あと相変わらず得点の匂いはあまりしないのが気になるところですね。今シーズン初先発の相川は狙ったように1対1を外すし、同じく今シーズン初出場初先発の元気も、いつもの通り守備に頑張ってくれるのはいいのですが肝心の攻撃面では、目についたシーンといえば相手GKへの見事なタックルくらい。故意ではないとはいえ、あれが許されるのはホームベースへの突入くらいなので、たぶんサッカーではイエローもらうのは仕方がないと思います。それと、智樹は前2戦に比べればだいぶよくはなってきましたが、目を見張るような見事なパスを出したかと思えば、目を覆いたくなるようなしょぼいパスを出すこともあり、非常にサポーターの目を酷使させるプレイヤーで、まだまだチームの軸と呼べる働きとは言えません。まだ若いと言ってもそれくらいの働きをしてもらわなければ困りますし、西谷へドンピシャのアシストを見ても出来ないことだとは思いません(※アシストは相川だったみたいですね…)。少なくとも、同じくらいの頃の山瀬は既にチームの核となっていましたからね。いつまでもヤンツーに泣かす泣かさないとか言わせてる場合じゃありませんぞ。ここはもう一度ボウズになって、尊敬する大塚と同じ髪型でまず形から入ってみるというのもいいかもしれません。そうすれば未だに関と大塚の区別がついてないうちのカミさんがさらに混乱すると思いますけど。ちなみにこの試合でも、
妻:「これ大塚?」
俺:「いや、それ関」
妻:「関!」
俺:「大塚だってば」
という会話が繰り広げられていました。いや、カミさん話はどうでもいいんだけど。
とにもかくにも試合内容はほぼ互角といった感じではありましたが、山形を相手にアウェイで互角の内容に持って行けた上に、無失点で抑えたというのは大きな進歩でしょう。まぁ(山形 - 大塚) = (札幌 + 大塚)というのはやや物足りない感じもしますが、苦手チームを作らないことは安定した成績を残すための大きな要素ですから、そういう意味では先手を打てたことは評価できるでしょう。まぁ、そのぶん水戸という苦手チームが出来つつあるのはかなりイヤな予感がしますけど。
コメント (1)
スカパーのアナウンサーは曽田と大塚を間違えてましたね。確かに背丈も似てるが...
その大塚ですが、山形時代はもっとごつい体型だったような気がするのは僕だけでしょうか
投稿者: 二年後輩 | 2006年3月20日 18:15
日時: 2006年3月20日 18:15