あなたに会うなんて、と呟いた人は重ね重ね御苦労さまでした。念のため言っておきますがマーメイドカフェにメイドさんはいないから気をつけろ!
さて、ご存じの通り今年はコンサドーレ札幌が誕生してから満10周年に当たります。…なんですが、オレもこれを書いてて「ああ、そういえばそうだったね」と思い出したほど忘れられています。そりゃあ10年だからどうしたと言われると困るんですけど、クラブ側も先日記念本を出した程度で、あんまり10周年ということを前面に押し出していない気がします。もっと大々的にアッピールしてもいいと思うんですけどね。オレだったら10周年記念まんじゅうとか10周年記念ちょうちんとか10周年記念ペナントとか、はたまた10周年記念かるたとして「犬も走れば浦和に逃げる」とか「ロブソンよりしょぼい」とか「林よりダンディー」とか「にくまれっこJ2得点王」とかの札を入れて売りだし、みるみる赤字を増やしていたに違いないんですけど、財政的に冒険は難しいとはいえ、攻めるべき時には攻めてもいいんじゃないかと思います。
と思っていたら、ようやくそれらしいイベントが発表されました。10月21日(土)に予定されている第46節ヴィッセル神戸戦を「コンサドーレ札幌10周年感謝デイ」とし、札幌ドームを満員にするために様々な企画が練られていますが、その目玉企画としてコンサドーレOBとユースチームスタッフによる30分のエキシビションマッチが行われます。シーズン中ですからさすがに現役選手の出場は無理ですが、それでも出場が予定されているメンバーの中には右サイドの職人として愛された田渕龍二氏、永遠の兄貴野々村芳和氏、パナマの怪人ホルヘ・ルイス・デリーバルデス氏、元祖半袖関浩二氏、そしてもちろん俺達のモリゲといった錚々たる名前が並んでいます(変更の可能性あり)。
ただ、オレの古川先生を始めとして、森秀昭氏とか吉川京輔氏とか小倉隆史氏とか伊藤優津樹氏など、あってもよさそうな人たちの名前が見当たらないことからも、実はOB同士の試合にしたかったけど、道外からたくさん招待するとお金がかかりすぎるからあんまりたくさん呼べなかったんじゃないかとか、それ以前に高い確率で断られたんじゃないかとか、それで選手として在籍したことはないユーススタッフがかり出されたんじゃないかとか、非常に意地悪な見方も出来るのですがね。「その他」扱いされるような人たちではないでしょうし。まぁそれはともかく、これまでの10年間の歴史の様々なシーンで活躍した元札幌選手や、次代のコンサドーレを担う若者を育成するユースチームスタッフが一同に集結し、再びコンサドーレのユニフォームを着てピッチに立つのを見るのもなかなか乙なものでしょう。まぁ実際このイベントが果たして満員計画に多大なる貢献できるかどうかは微妙なのですが、オレもついうっかり札幌行きの飛行機に乗ってしまいそうなくらいの魅力はあります。田渕とか板長とか板長とか板長。あと板長。来週帰省して水戸戦を見に行く予定なんですけどね。
ああ、それとこのOB戦にドーレくんが出場するというサプライズをもし考えてるんだとしたら、それはサプライズにせずに最初から大々的に呼びかけたほうがいいと思います。オレだったらそれに加えて旧東芝の本拠地にある水色のイルカをスペシャルゲストとして呼び、格闘技並みにさんざっぱら両者の対決を煽りたいところなんですが、それはさすがに無理だと思いますのでここはやっぱり松井さんと対決をお願いします。