本日行われたJ2リーグ第49節・水戸ホーリーホック戦は、後半34分のアイカーのゴール一発で勝ちました。試合はまだ見ていないのですが、今までまだ一度も勝ったことがない笠松競技場で初勝利。今更勝ったところでリーグ戦には大した影響を及ぼさないですけど、苦手を克服したという意味では勝ちのある勝利だったのではないでしょうか。まぁ、笠松を多少克服したところで、まだ四国とか九州とか苦手の場所はまだいっぱいあるんですがね。好き嫌いの多い子供みたいです。
とはいえ、ヴィッセル神戸に負けてJ2残留が決定してからは負けなしの3勝1分。天皇杯でジェフユナイテッド千葉に勝ったのはともかくとして、リーグではザスパ草津、愛媛FC、そして今日の水戸と下位のチームが相手だったので、この結果を順当と捉える向きもあるかもしれませんが、今まではその順当が順当でなかったことがこの順位に繋がっているわけで、昇格というプレッシャーがなくなったからなのかもしれませんけど、できるのなら最初からやれという気がしないでもありません。次節はホームで東京ヴェルディ1969、その次はアウェイで柏レイソル、最終節にホームでサガン鳥栖と、いずれも順位が札幌よりも上のチームが相手です。天皇杯も含めてあぶらないスルメくらい歯ごたえがある相手ばかりですが、ここでの戦いが来季に繋がると思って戦って欲しいですね。
さて、来季に繋がると言えば来季の選手補強。先日入団が内定したと伝えられていたルーテル学院高校のMF岡本賢明選手の来季加入が正式発表されましたが、即戦力の獲得にも動いているようです。本日の各道内メディアでは、コンサドーレ札幌が来季の新戦力としてブラジル2部リーグのブラジリエンセ所属のFWジョジエル選手にオファーしているというニュースが載っていました。クラブとしては当然選手のスカウティングは常日頃から行っているわけですけど、普通まだシーズンが終わっていない段階でこういうニュースが出ることは珍しく、だいたい出るとしたら新聞によるすっぱ抜きがほとんどなんですが、今回の場合は「ニッポンのコンサドーレ札幌というチームからジョジエルがオファーもらったよ~」という記事がブラジリエンセのオフィシャルサイトに載っていたくらいですから、すっぱ抜くってレベルじゃねーぞ。ブラジル人意味わかんねぇ。
で、そのジョジエル選手、1980年8月7日生まれで181cm77kgという体格以外にどんな選手なのかはわかりませんが、ほぼ確実に言えることは、この選手にオファーを出しているということは来年フッキはいないということでしょうかね。現在得点ランキング2位に付けているフッキには複数のクラブが獲得に動いていると言われていますが、川崎フロンターレからの期限付き移籍であるフッキの動向に札幌の入り込む余地はほとんどないと言ってよく、能力的には当然確実に戦力になるとはいえ、値段がつり上がればさらに札幌の出る幕はありません。かといってフッキと同じように国内で実績のある選手を獲得しようとしても、たとえば山形のレアンドロらめぼしい選手はだいたいみんな目を付けられていますから、値段がつり上がってしまえば結局は同じこと。安くていい選手を獲得しようと思ったら、多少のリスクは覚悟でまだ日本での実績がない選手を連れてくるしかないわけですが、果たしてどうなるでしょうか。まぁ、まだ札幌に来ることが決まったわけでもないですけど。ちなみにジョジエル選手の写真はこれ。

…この人何年か前に懸賞生活してませんでしたっけ。
コメント (3)
前所属のジュベントゥージ時代の写真ですね。
ワタシの第1印象は「はえぬき着せたらザイ弟」と
いうものでしたが。
エデー(元仙台)やクリスティアン(元大宮)との
ポジション争いに敗れ、連邦地区に下ったFWと
聞いています。「その姿、忍びん・・・」ということで
札幌が拾うのでしょうか?
巻と同じ生年月日で来年27歳というあたり
「若さゆえの過ち」はなさそうな選手ですが・・・
投稿者: あきの@九州人 | 2006年11月19日 08:06
日時: 2006年11月19日 08:06
>…この人何年か前に懸賞生活してませんでしたっけ。
私は「懸賞にかけられていた生活」をしていたように見えましたが。5千ドルくらいで。
>あきの@九州人さん
>連邦地区に下ったFW、「若さゆえの過ち」
実はかつて「ブラジルの彗星」の渾名で呼ばれた男…という、いい意味での経歴詐称を期待したいです。ついでにアポリーとロベルトなんて選手を補強…する金なんてないか。
投稿者: じゃがバター塩辛 | 2006年11月19日 20:46
日時: 2006年11月19日 20:46
ちょっと荒れてます…
卒業/尾崎豊
競技場の影 芝生の上 (シュートが)吸い込まれる空
幻とリアルな試合運び 感じていた
音楽がなり 競技場のいつもの場所に座り
誰を応援し ブーイングすべきか考えていた
ざわめくサポーター 今俺の応援
意味なく思えて とまどっていた
試合後 街ふらつき 俺たちは風の中
敗北 瞳にうかべ 寂しく歩いた
ダメだしとため息の飽和した店で
貧乏と累積赤字 罵りあった
憂鬱な心 ネタさえあれば 何でも大げさにしゃべり続けた
ネタに走らずまじめなんて 出来やしなかった
夜に悔しく 家で飲んで酔いがまわった
逃避し続け あがき続けた 早くJ1に上がって欲しかった
信じられぬ下位クラブとの争いの試合結果で
許し合い いったい何 学習したのだろう
うんざりしながら それでも過ごした
一つだけわかってたこと 柳下監督の卒業
誰かの新人の話に みんな熱くなり
新人がどれだけ強いか 知りたかった
補強だけが必要だと 固く頑なに信じて
現有戦力では負けることと言いきかした
フロントでさえ 強がって見せた
時には 累積赤字が増えようとも
やがて誰も日ハムファンになって 新庄の言葉と
森本のネタ それだけに心奪われた
北海道の景気の為に 日ハムを応援しろと上司に言われたが
コンサを愛すまっすぐさを強く信じた
大切なのは何 愛することと
営業のため話合わせることの区別迷った
ネタに走らずまじめなんて クソくらえと思った
夜に悔しく 家で飲んで酔いがまわった
逃避し続け あがき続けた 早くJ1に上がって欲しかった
信じられぬミスばかりの失点した試合結果で
許し合い いったい何 学習したのだろう
うんざりしながら それでも過ごした
一つだけわかってたこと 柳下監督の卒業
卒業して いったい何解るというのか
思い出の他に 何が残るというのか
サポは誰もお金落とす か弱き子羊ならば
フロントあなたは か弱きコンサの代弁者なのか
俺たちの怒り どこへ向かうべきなのか
これからは 何が俺を失望させるだろう
あと何度監督達を卒業させれば
本当にJ1にたどりつけるだろう
繰り返されたミスに みんな気づいても
あがいた日々も終わる
柳下監督の卒業
アクションサッカーの卒業
(注 まだ柳下監督の退団は正式発表されてません)
投稿者: じゃがバター塩辛 | 2006年11月22日 05:09
日時: 2006年11月22日 05:09