さて、既報の通りチームは、23日の天皇杯準々決勝・ヴァンフォーレ甲府戦に向けて福島県のJヴィレッジにて絶賛トレーニング中ですが、クラブ史上初のベスト4を目指すチームが順調か…と言われるとそれがそうでもないようです。6人がおだちすぎて合宿への参加禁止を言い渡されたことは前回のエントリで書いた通りですが、その「チーム置いてけぼり」以外でも別メニュー組が数人いるらしい上に、新潟戦で負傷して途中交代したフッキのケガも思わしくなく、合宿を離脱することになったそうです。しかもフッキは本日ブラジルへ帰国したとのこと。つまり甲府戦はもちろんのこと、もし甲府に勝って準決勝に駒を進めたとしても、そしてまかり間違って準決勝でうっかり勝ってしまって、なぜか知らねどここは国立、ってことになったとしても、それぞれのピッチにフッキの姿はないということです。さらに言うなら、川崎フロンターレからの期限付き移籍であるフッキは、来季は東京ヴェルディ1969へ移籍することが濃厚と言われており、要するにまぁコンサドーレのユニフォームに身を包んだフッキの姿を見ることはよっぽどじゃない限りないだろうということです。
まぁその辺の話はいずれ明らかになるでしょうからどうでもいいとしても、少なくとも次の甲府戦は日本人だけで戦わなければいけません。まぁ甲府もブラジル人とナメック星人がいないみたいなので条件としては同じなんですが、今季25得点を挙げたエースを欠くことは札幌にとって非常に痛いことは事実。ブラジル人はリーグ戦が終わったら一日でも早く母国に帰りたいと思うらしいので、フッキもそうなのかという気も少しだけしますけど、新潟戦の負傷を間近で見ていた感じでは、とても2週間で試合が出来るケガではなかったと思いますし、間に合ったとしてもろくにトレーニングも出来ないような状態では満足なコンディションではないでしょうから、少なくとも甲府戦は無理だと思ってましたんで別段落胆はないですね。これがもし「朝起きたら肩が反対になっていたからブラジルに帰る」という素敵すぎる言い訳だったりしたらブラジルにでも釜山港にでも帰れと思いますけど。
コメント (1)
僕の方が多分うまいです。
投稿者: 西原良典 | 2007年5月17日 11:34
日時: 2007年5月17日 11:34