入れ替え戦の影響で順延されていた天皇杯第5回戦の浦和レッズ対アビスパ福岡の試合が16日に行われ、福岡を3-0で下した浦和が準々決勝に勝ち進みました。これでベスト8すべてのチームが出揃いました。高校野球的な言い方をすれば、全国6,390チーム中のたった8チームということになるわけですが、そのベスト8チームの対決となる23日に行われる準々決勝4試合は以下の通りです。
Home (獲得タイトル) |
Away (獲得タイトル) |
---|---|
浦和レッドダイヤモンズ | ジュビロ磐田 |
天皇杯、リーグ、カップ | 天皇杯、リーグ3回、カップ |
ガンバ大阪 | 横浜F・マリノス |
リーグ | 天皇杯、リーグ3回、カップ |
鹿島アントラーズ | 清水エスパルス |
天皇杯2回、リーグ4回、カップ3回 | 天皇杯、カップ |
ヴァンフォーレ甲府 | コンサドーレ札幌 |
J2最下位 | J2最下位 |
ということで、どこもメジャータイトル制覇の経験を持ついずれ劣らぬJリーグの強豪チーム同士の対戦カードが居並ぶ中、ヴァンフォーレ甲府対コンサドーレ札幌だけがひときわ強烈な違和感を放っているわけですが、いくら北斗四兄弟で言えばジャギ様、ニャンギラスで言えば山本スーザン久美子くらいの立ち位置といえども(ニャンギラス自体が微妙というツッコミは野暮)、これに勝てばベスト4となり、賞金2,000万円が手に入ります。
というわけで、その賞金を手にすべく練習に励みたいところなのですが、この時期の札幌はもう雪景色です。多少の雪であれば宮の沢自慢の融雪設備が力を発揮するかもしれませんが、さすがの宮の沢システムで普通に氷点下になる気温まではどうすることも出来ません。まともな練習も出来ませんし、寒いと古傷を持つ選手に悪い影響が出ないとも限りません。なので、チームは厳寒の北海道を脱出し、今日から福島県のジェイソン(J村=Jヴィレッジ)でミニキャンプを張っています。気温は福島でも充分寒いことは寒いですけど、試合会場である仙台に近いですし、周りにホントになにもないのでサッカーに集中できるという意味では申し分のない環境だと思います。元旦の国立を目指し、まずは仙台での準々決勝までの間、ここでみっちり練習するわけですが…その大事な合宿に連れて行ってもらえなかった選手がいたようで。いろんな所での情報を元にすると、池内、上田、吉瀬、智樹、関、千葉の6人が「札幌居残り組」で、「練習で集中力を切らしていたり、切れかかっている(スポォツ報知)」という理由でヤンツーが不参加を言い渡したとのこと。上田と吉瀬はもともと天皇杯に選手登録されておらず、大会に出場することが出来ないので仕方がないとしても、残りの4人中3人が道産子ですか。要するにおだってたんですね。智樹は去年の指宿キャンプでも部屋でおだってヤンツーから雷を落とされて丸坊主になってましたね。今回もみんな反省のために丸坊主にしたらいいと思います…と思ったら既に刈る毛がない人がいますので、その方は額に「大往生」と書くことにしてください。

コメント (2)
コンサはJ2で優勝したことなかったすか?
岡田監督で昇格したとき。まあ、それがあっても
確かに甲府共々メンツ的には違和感感じますね。
もしDFで負傷者出たらどうするんだろう。
投稿者: アスパラほっき | 2006年12月19日 00:38
日時: 2006年12月19日 00:38
まあ本来のJリーグというのは,J1のことであって,下位リーグの勲章など無意味に近い存在なんだな.'97年JFL,'00年J2各優勝なんてのも,昇格の喜びがまずありきということなんだから..
ちなみに,ディビジョン制実施後の優勝チームは,かなりアテにならないことが分る.'99年川崎は1年で降格,それ以降なんとか残留しているのは,'02年の大分と'03年の新潟くらい,むしろ,2位で昇格したチームのほうが頑張っている.FC東京を振出に,浦和,広島,C大阪..
要するに,下位リーグにあるものの目標は,優勝にあるのではなく,昇格が全てということだね.
投稿者: kanpa | 2006年12月20日 21:24
日時: 2006年12月20日 21:24