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2007年11月 9日

大塚を連れて行こう

 最初に愛媛戦で負傷退場したMF大塚ですが、診断の結果前十字靱帯断裂及び半月板損傷で、全治9ヶ月と発表がありました。接触も何もないところで突然膝を押さえて倒れ込んだ姿を見て、真っ先に十字靱帯の可能性を疑った方はほかにも多いと思いますが、やはりというかなんというか、こういう悪い予想は当たって欲しくはないものですけどね。その後「最初の診断よりも軽く3ヶ月程度で済むかも知れない」という情報も出ていまして、元が9ヶ月という長期間の診断だったためうっかり「なんだ軽いじゃん」なんて思ってしまいそうになりますけど、実際3ヶ月でも充分重症ですからね。定価40万円の羽毛布団を20万円で断然お得!なんて思ってしまうようなもんです。スポーツ選手にケガはつきものだとはいえ、十字靱帯を切ってしまった選手はここ数年毎年のようにいたため、ある意味サポーターも敏感になっているということもありますけど、去年ようやく断裂禍が途切れたと思ったら、シーズンももう終わろうかというこの時期に来てというのは、残念としか言いようがありませんね。せめて1日でも早く治ることを祈ります。というか、大塚をJ1に連れて行きましょうよ。今まで何度も昇格に貢献してきたのにあんまり連れてってもらえなかったんですから。

 そんな札幌は日曜日に目の前まで来た昇格決定をかけて、サガン鳥栖とのアウェイゲームを戦います。勝てば最短でここで昇格が決まる重要な試合。まぁ鳥栖戦で昇格が決まるには、京都サンガとベガルタ仙台が負けなければいけないという条件があるため、現実的にはここで決まるのはなさそうですし、京都対モンテディオ山形戦が鳥栖対札幌戦の後に行われるため、少なくとも鳥栖スタジアムではどうやっても昇格は決まらないわけですけど、いずれにしても札幌は勝たなければ始まりませんから、とにかく鳥栖戦に集中しないといけません。
 まぁ逆に言えば、条件さえ揃えば5年越しの昇格決定、というところまで来たんですね。残り4節の時点で首位に立ち続け、事実上昇格に一番近い場所にいるチームであることには間違いなく、ここまで来てまさか残留はあるまい…とは思いつつも、これまで数々の伝説を作り上げてきたコンサドーレに限って、そのまさかが起こってしまう可能性も否定できないために、ここまで来た段階でもちっとも安心できないというのが皆さんの本音だと思います。
 大塚は今季はもう無理ですし、戦線離脱中の西谷や征也も練習には復帰したもののまだ本調子には程遠いみたいで、おまけに今の鳥栖はかなり強いですからね。若い選手たちがうまく穴を埋めていますけど、このプレッシャーのかかる状況で若さゆえの過ちが出てこないとも限りませんから、楽観できる要素は決して多くありません。そんな感じで相変わらず難儀な状況が続いているわけですが、もっとも、こういう状況だからむしろ平穏を保っていられるのかもしれません。だって、第2クールくらいのペースが続いて大差でとっくに昇格決定となったら、それこそなんかの間違いかと思って激しく動揺しちゃいそうな気もしますし。
 とにかく、もうゴールは目の前なんですから、あとはもう走り切っちゃうしかありません。ハナ差でも頭差でもクビ差でも、ここまで来たらトップでゴール板を通過したいですよね。鳥栖戦は11月11日。13:00キックオフです。

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コメント (2)

エイシンドーレ:

ディエゴの同点ゴールの後に「そのままーーーーー」と叫んだコンササポがここにいます。東京の直線でハナに立っているコスモバルクを応援するよりは楽観してましたけど。

きゅ:

>>そのまさかが起こってしまう可能性も否定できない

本当に笑えないのが困るw

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