既報の通り本日キックオフパーティーが行われ、アルセウ以外の全ての選手のお披露目とファンとのふれあいイベントが行われました。道外在住の自分は行けてないのですけど、「ネ申と語り合う三島由紀夫の会」や「君も松井さんプレスでストレッチしよう」とか、あるいは「闘魂注入! 西澤画伯のヒジ打ち体験」などのマニア垂涎のコーナーは特になく、いつもの通り和やかに終了した模様です。
で、このパーティーにて今季のユニフォーム及び背番号が発表されました。ユニフォームについては、2ndユニフォームの袖部分がはっきりと変わったのがわかるくらいで、あとのデザイン面での大幅な変更はありませんが、スポンサーについては既報通りニトリが胸スポンサーとなり、これまでのユニフォームスポンサーが順繰りで背中に石屋製菓(白い恋人)、袖にサッポロビール、パンツに日本航空となっています。昨季までのパンツスポンサーだったJR北海道はトレーニングウェアスポンサーとなり、ハウスメイト以来しばらくぶりにオフィシャルパートナー枠が埋まりました。ありがたい話です。その他に大きな変更点といえば、ユニフォームに選手名が入るようになったことですね。ここ最近はJリーグのチームでも背番号の下部分に選手名を入れるチームも増えましたが、札幌は予算の関係なのか今まで選手名が入ることはありませんでした。背中の上部分にはスポンサーロゴがあるので、プロ野球ほど目立つわけではありませんが、選手名があるとないとではけっこう違うと思います。テレビ放送の場合はスタメンリストなんて試合開始の時くらいしか出ませんから、「この選手はなんていう名前なんだろう」と思うことってけっこう多いですからね。もちろん、スタジアムに積極的に足を運ぶサポーターにとっては、どの選手がどの背番号をつけているかなんて、おニャン子クラブのメンバーを会員番号ともども憶えるより朝飯前だったりすると思いますし、たとえ全員はわからずともスタジアムに行けば試合中は電光掲示板などに背番号と選手名が表示されていますから、そこを見れば何番が誰だかすぐにわかるようになっていますけど、テレビだとそうもいかないですからね。実況で選手名はけっこう出てきますけど、背番号までは言ってくれないことが多いですし、テレビを見る人の中にはあまり詳しくない人も多いですからね。J1になってNHK-BSでの全国放送も増えるであろう今年は、潜在的なサポーターをコアなサポーターにしていくために、「選手の名前を覚えやすい」というのは、そこからハマるきっかけとしては割と大きいんじゃないかと思います。アニメ見る→この声誰?→EDのキャストで確認→その人が出てるほかのアニメも見る→気がつけばアニメ三昧みたいな感じで。
あと、新しい背番号については、詳細は公式サイトに詳しく載っていますのでここでは殊更に触れませんが、大きく変わったのが藤田征也の25番→7番でしょうか。20番台以上から一気に一桁台にステップアップした生え抜き選手は過去にも大野貴史(20→4)、今野泰幸(現FC東京:26→4)、岡田佑樹(現栃木SC:33→2)、石井謙伍(25→9)らがおり、そう珍しいことではないですけど、集合写真で監督の隣にしっかり座っていることからも、彼に対するクラブの期待のほどがうかがえます。将来的には、ユース出身の選手がスタメンの半分くらいを占める中で、キャプテンマークを巻いているのが征也という妄想を臆面もなやらかしていますので、(どうか売られずに)頑張って欲しいと思います。