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2008年2月16日

くまもと

 熊本出身の声優といえば釘宮理恵ですが、くまいもとこは東京都出身です。

 というわけで性懲りもなく今年もやってきました熊本県。今年J1を戦うコンサドーレ、グアムでは怪我人が多くあまり思うようなトレーニングが出来なかったという話ですが、果たしてその調子はどうなのか、そして今季加入した新戦力はどんな感じか、いやらしい目で見つめるために羽田から空路で阿蘇くまもと空港へ。強風のため飛行機が遅れて着いたときにはもう11時半を過ぎており、間に合えば行こうと思っていた午前練習の見学はあきらめとりあえず市内へと向かい、荷物だけホテルに置いて昼食を取り、バスまでの時間つぶしとカプチーノをすすりつつ喫茶店でまったりしていると、本日到着した九州在住のゴール裏メイトご一家から連絡が入り、KKウィングまで送ってくれるとのことでご厚意に甘えることに。

 練習場所であるKKウィングのサブグラウンドに到着するとちょうど選手たちも到着したあたりで、自分たちの他にもサポーターたちの姿もちらほらと見かけます。まったく物好きな人もいるものですね(お前が言うな)。
 そして続々と集まってきた選手は、体質改善どころか人種改善までしてしまったのかと思うほど黒い石井謙伍を筆頭に、やはり皆一様に日焼けしています。その中でただ1人だけ雪のように白い選手が。そう、虫垂炎でグアムキャンプには参加していなかった宮澤裕樹です。もともと色白なんでしょうけど、周りがみんな黒いので、まるで病人のように白く見えます。いや、実際病人だったわけですけど。その宮澤はさすがに病後だけあって、画伯と共に別メニュー。軽いウォーキングのみでしたので、少なくとも明日の水原戦の出番はないでしょうね。
 その2人と腰のリハビリ中の高木以外はみな全体練習に復帰したようで、練習はフィールドプレイヤー攻撃組・守備組(からくりサーカスで言えばぶっ殺し組と誘拐組)12人ずつコートの半分半分に別れてボール回しなどの練習から始まりました。12人×12人で24人、ぎーさん含むGK4人を足して28人、別メニュー2人を足して30人、札幌でリハビリ中の大塚塾長を入れれば31人…あれ? 今年32人のはずじゃ? と一瞬思いかけましたが、いや、今年は最初から31人でしたね。ええ。
 で、さすがに両方の組を同時には見切れないので、攻撃組のほうを中心に見てたのですが、その中でも注目のノナトは、最初のほうではさらに4人ずつに別れてのボール回しでダヴィ、岡本ヤス、上里カズゥという組におりました。そのボール回しの練習の中で、ヘディングだけでボールを繋ぐということをしていたのですが、練習開始が16:00と夕方で西日も強かったため、ちょうどモロに太陽が目に入る位置にいたダヴィがヘディングをしようと上を向いた瞬間、

 「まぶしい!」

 …来日2年目でナチュラルに日本語が出るようになったようです。

 まぁそんなめんこいダヴィになごみつつ、ノナトを見ていたのですが、やっぱりうまいです。ボールを蹴る音と蹴ったボールの質が違う。ただ、まだフィットはしてないのかフォーメーション練習などではあまり見せ場はなかったので、まだもう少しかかるかも知れません。というよりは、いかにノナトの得意な形にお膳立てしてやるかが鍵となりそうな気がします。それ以上に乗っていたのは2年目の岡本でしょうかね。周囲のメンバーとの兼ね合いもあるでしょうけど、もしかしたら開幕スタメンも妄想じゃないかもしれません。あとはグアムでは別メニューが続いていたらしい西もまずまずでしたし、ケガ以降苦しんでいたカズゥも、セットプレイの練習ではいいボールをずばずば入れてましたので、こちらもスタメン~ベンチ枠争いに入ってきそうな感じです。
 守備陣は新加入が多くてまだ顔を知らない選手が多く、誰が誰だかまったくわからない感じだったのであまりよく見てません。曽田さんが蹴ったボールが(たぶん)坪内の顔面にモロにヒットするという「ネ申の裁き」を目撃してしまったくらいですね。明日のテストマッチでは背番号がつくので、いろいろいやらしい目で見ようと思います。

 あ、あと練習終了後、選手たちが滞在しているホテルのバスで引き上げていく中、スタッフたちの後片付けも終わったというのにひたすらランニングをしていた三浦監督は、結局バスにもトラックにも乗らずに走ってホテルまで帰っていきました

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