熊本キャンプで水原三星とのテストマッチを行ってからその後、チームはA3チャンピオン上海申花(中国)、サガン鳥栖(J2)とのテストマッチを行っています。それぞれサブ組、レギュラー組で45本2本ずつ(要するに2試合ぶん)を行い、このうち上海申花とはサブ組が2-2でレギュラー組0-0、サガン鳥栖戦ではサブ組、レギュラー組とも0-1という結果になっています。
これでここまで行ってきたテストマッチの結果は、8試合で5分3敗と未だに勝利なし。期待のノナト・ダヴィのブラジル人2トップも未だノーゴールとあまりうまく行っていないことが伺えます。2006年、フッキや大塚らを補強し、国内外の強豪相手を含む相手とのテストマッチでもいい結果を挙げるなど、万端の準備でレギュラーシーズンに臨んだはずの札幌が6位に沈み、優勝したのは開幕前は散々だった横浜FCだった(監督は変わりましたが)ことからも、開幕前のテストマッチの結果はあまりあてにはならないものではありますし、フッキもポテンシャルはものすごいことはわかりましたが欠点も多い、いわば能力限定された状態ながらもシーズンが終わってみれば得点ランキング2位で、ダヴィも以前も書きましたがシーズン前に見た時は「こりゃダメかも」という感じだったのに終わってみれば17ゴール。まぁシーズン前にはダメだったけどふたを開けてみたらやっぱりダメでしたという選手も枚挙にいとまがないのすけど、この時期のブラジル人選手の出来もあまり当てにならないのも事実。フッキほどの化け物臭はしないものの、ノナトも基本的な技術(ボールを止める、蹴る)はチームで一番うまいと思います。サッカーバレーなんかでもほとんどミスしてないですしね。
しかしそうは言っても、もうそろそろ目に見える結果が欲しいと思うのもまたサポーター心理。点が取れないのはもちろんFWだけの責任ではありませんし、ただでさえ最有力降格候補の札幌がKリーグ2位やA3王者などを向こうに連戦連勝だったらそれはそれで不安になると思うのですけど、さすがにここまで勝てないと心配も募ります。おそらく監督や選手たちも少なからぬ焦りはあるのでしょうが、曲がりなりにも昨季低い下馬評を覆して優勝を勝ち取ったことを忘れて欲しくはないと思います。我々サポーターはもちろんのこと、選手たちにとっても、48試合という長丁場を戦い抜く中で得てきたものは決して小さくも軽くもないはず。焦りは禁物、こういう時こそ笑いながらハミングですよ。サミングはまずいですけどね。目とかが。
で、そんな重苦しい空気を吹き飛ばそうというのか、日刊スポォツに書いてあったのが
つーか、そんなアントキやらきんに君やらたむけんやらオッパッピーみたいな中途半端な芸人なんて呼ばずとも、熊本出身で有名なタレントなんていくらでもいるじゃないですか。というよりか、熊本で肉体派でどうしてエスパー伊東の名前が出ないのか、発案したというチーム関係者も日刊の記者もまったくもって勉強不足と言わざるを得ません。
あとはそうですね。熊本関係で思いつくウンナンのウッチャンとか元海砂利水魚あたりは大物過ぎるので無理としても、たとえばコロッケを呼ぶと見せかけて姉のケロッケを呼んでみるとか、井出らっきょを呼んで観客も全員全裸になってみるとか、あるいはせっかくだからヒロシを呼んで、
「コンサです。助っ人が1週間で帰ったとです」
とか、
「コンサです。残った助っ人あまりも助けてくれません」
などと徹底的に自虐してもらうとかはいかがでしょうか。まぁほとんどの芸人さんの住まいはもう熊本ではないと思いますけど、里帰りを兼ねて呼んでみたら面白いかも知れませんよ。
コメント (1)
芸人ですか・・・。
いっそ波多陽区を呼んでJ1のほかのチームだけを切り捲っていただいて、最後に「コンサはお金は一切ありませんから!切腹」と落としていただいてはいかがでしょう?
投稿者: 野幌侍 | 2008年2月26日 20:43
日時: 2008年2月26日 20:43