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2008年11月12日

さよならだけが人生だ

2008年Jリーグディビジョン1第31節
コンサドーレ札幌 1-2 浦和レッドダイヤモンズ
得点者:札幌/ダヴィ
     浦和/田中達、柴田優也

 ホッケは煮ても焼いてもうまいんですよ(挨拶)。

 つーか、くだらない揚げ足ばっかり取ってないで仕事して欲しいと思います。

 さて、仕事をして欲しいといえばそのホッケが名物の北の大地でサッカーやってた赤黒い皆さん。「先制したけどミス絡みで追いつかれて逆転されました」という、いつもの通りの自分たちのサッカーを貫いた浦和レッズ戦は今更もう語れるようなことは何一つありませんのでどうでもいいですけど、この試合後の記者会見で、三浦俊也監督が今季限りで退任することを自ら明らかにしました。メディアでは辞任辞任と書かれていますが、別に今すぐ辞めてさようならするわけでもなく、今季いっぱいは指揮を執るとのことですから要するに「契約満了に伴い退団」が適当なのであり、辞任というのはいささか大げさな気がします。まぁ三浦監督との契約期間は2009年の1月31日までありますけど、あくまで書類上の話とはいえそもそも既に天皇杯はとっとと敗退済み、入れ替え戦に回ることもないことが悪いほうの意味で決定しているコンサドーレにおいて、リーグ戦の終了する12月6日を過ぎた時点で三浦監督がチームに留まっている理由はあまりないですから、残務整理が終わった段階で札幌を離れることになると思いますので、そういう意味では「辞任」と言えなくもないかも知れませんが、センセーショナルに書きたがるのは新聞記者さんの性なんでしょうかね。ごめんね素直じゃなくて。

 とにかく、三浦監督が指揮を執るのもあと残り3試合というわけです。今季の成績は散々なものでしたが、それでもあのメンバーでJ1昇格を達成したのは三浦監督の功績も大きかったと言えます。何度も言われていることですが今季はキャンプからアルセウがすぐ帰ったりノナトが別の意味でレジェンダリーだったり怪我をするはずのなかった曽田さんをはじめ怪我人が続出たりで満足のいくメンバーが組めず、今から思えばボンバザルの80面みたいに最初から詰んでいたような気もしますんで、ベストな布陣で戦える試合が少しでも多ければ、もうちょっと違った結果になっていたかもしれないとは思いますが、それは今更言っても始まりませんね。

 ひとまずはお疲れ様でした。

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コメント (2)

U-名無し:

タイトルってたしか井伏鱒二の言葉ですよね。寺山修司だったかな。
「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生さ」

ぽ:

> 怪我をするはずのなかった曽田さん
去年のホーム仙台戦で曽田が倒れて痛んでいたときに、仙台サポが「そんなにやわじゃないだろ~!」って叫んでたのが思い出されます。
来年はまた、ファンタスティックなプレーで楽しませてもらいたいです。

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