昇格絶対目標…というにはお金とかお金とか、あとお金とかがいまいち足りず、気分的にはともかく現実的には「出来れば昇格」がひとまずの目標となるシーズン向けて、グアムでの第1次キャンプがスタートしました。このキャンプにはリハビリ中の箕輪と、ビザの取得が遅れている李漢宰の2人を除く全選手が参加、といってももともと25人しかいないですし、自主トレ中に筋肉を痛めたゴンこと中山雅史を始め、内村圭宏やかかとの骨折のリハビリ中の趙晟桓の3人が当面は別メニューが確定しているので、動けるメンバーはわずか20人。例年1次キャンプではフィジカル強化が中心のメニューで、戦術的なトレーニングがスタートするまでは試合と名のつくものはノブリン率いるスタッフチームによる他チーム殴り込み試合(ガチ)くらいでしょうから、当面はメンツが足りないことは影響しないでしょうが、今年は試合が少なくなったとはいえベンチ入り人数がJ1と同じ7人に増え、ますます人数のやりくりは難しくなるでしょうから、出遅れはなるべく減らしたいところでしょうね。
で、そんな状態でも話題の中心はやはり別メニューでもゴン中山。スポォツニッポンによれば、ノブリンも「ゴンちゃんがおるだけで、全然(練習の)空気が違う」といっていたそうで、さらには36歳の大ベテラン・藤山をして「いるだけで存在感がある」と言わしめるあたり、さすがと言うべきでしょうか。もっとも、「いないのに存在感がある」などと言われたりしたら、存在感よりも生存そのものを疑うべきかも知れませんが、少なくとも「その場にいるだけでは存在を感じられない」と言われるオレとはまるで違いますね。
まだキャンプは始まったばかり。恒例の「ミスしたら一発芸」も行われるでしょうから、ひとまずネタも含めて充実したキャンプを過ごしてもらえるといいと思います。