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2011年8月11日

ブラジル人やってきた

 先日アンドレジーニョの移籍とチアゴの退団が発表され、新たにブラジル人FWジオゴの加入が発表されました。出て行った人2人に対して入ってきた選手は1人。まぁアンドレの場合は退団ではなく移籍なので、「移籍先が見つかった=残りの期間の給料は払わなくていい」ということで(邪推)、後釜のあてはないけどとりあえず使うこともないだろうから飼い殺すよりは出番のあるチームに行ったほうがお互いにとっていいということになった、という可能性もなきにしもあらずですが、その一方で単純に考えれば枠が1つ余ったのだから、もう1人補強があるのではないか? という噂もありました。
 結果として正しかったのは後者で、移籍ウィンドウが閉じる8月12日を前に、本日ブラジル人FWレモス選手の加入発表がありました。

 レモス選手は本名をDaniel Soares de Souza Lemos(ダニエル ソアレス デ ソウザ レモス)、1990年1月5日生まれの21歳。176cm70kgと、特に大きくも小さくもない標準的な体格ですかね。06年にアトレチコ・パラナエンセでプロのキャリアをスタート、って書いてありますけど今21歳で06年ってことは16歳? その後07年はオーストリアのザルツブルク、08年から09年までドイツブンデスリーガ2部のインゴルシュタット04でプレイ、10年はブラジルに戻ってブラジル全国リーグ4部、パラナ州選手権1部のオペラリオ・フェロヴィアリオECでプレイしたあと、今季はフリーだった模様。今シーズンの開幕前には横浜F・マリノスの練習にも参加しており、当時の新聞にはマリノスの木村和司監督の「強烈に足が速い」というコメントが残っています。それでいて契約には至らなかったのですから、「足が速いことしか印象に残らなかったのか」などとひねくれた考え方をしてしまうこともあるかも知れませんが、マリノスと札幌じゃチーム事情が違いますからね。
 FW登録ですが、オーストリアやドイツではミッドフィールダー登録だったようですから、中盤での起用がメインになるんじゃないかと思います。問題は、トップ下タイプなのかサイドアタッカータイプなのかってところくらいですが、例の如くYouTubeに上がってるドイツ時代の動画を見る限りでは自分から仕掛けていくサイドアタッカーみたいですね。「一歩目が速い」タイプなので、テクニックではなく緩急で抜くタイプといった印象。札幌のサッカーに合うかどうかはわかりませんけど、とりあえず外見的な部分については際だった特徴はないですね。「顔全体が笑ったような作り」とか「上下逆さまにしても顔に見える」とかはなさそうです。残念。

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