歓喜の昇格から1週間が過ぎ、まだ若干の余韻が残ってはいるものの、いつものシーズンオフへと突入しています。もちろん当面の話題は来期に向けたチーム編成について。J2で3位での昇格ということは、単純な力関係からいえばJ1で一番力が劣るということであり、そんなチームがおそれおおくもJ1残留を口にするからには、まずは現有戦力そのままにどこまで上積みをすることができるか、ということになるかと思います。例年以上に契約更改と補強が気になるところ。
とはいえ、以前も書いたとおり契約満了となった選手はDF西村卓朗のみ。今季終了時点でのフィールドプレイヤーは二種登録を除くと22人と、もともとメンバー数が少ない札幌ではありますが、そこからに西村が退団して21人。これに来期加入するユースからの昇格組5人が加わって26人。この時期に来てリリースがないということは昇格組以外の新卒選手はいないと見ていいでしょうから、補強は多くても3人~4人といったところかと思います。
もちろんこれは既存の選手が全員残るという前提の上での話ですけどね。今年はチームがJ1に上がることもあって、これまでのところは選手の契約更改もスムーズに行っているようですから、去年みたいに主力が根こそぎ刈られるという事態にはならなさそうですね。まぁ去年もチーム残留を匂わせながら気づいたら別のチームに移籍してました、みたいな感じなのが多かったのでまだまだ予断は許しませんが、少なくとも今の主力選手にとっては、現時点でJ1で試合に出ようと思ったらコンサドーレに残るのが一番その可能性が高いですから、こと契約更改に関しては例年よりは静かなオフを過ごせそうです。
補強面についても今のところ具体的な噂はないようですが、ともあれこれまで通り少ない人数でやりくりして、「ま、足りなくなったら学徒動員すればいいよネ!」的なノリで行くのは確かではないかと思います。
あとは助っ人がどうなるかかなぁ。ジオゴさんは好きな選手ですけど、J1でどうかと言われると首をひねらざるを得ないですし、「永遠の未完の大器」と「秘密すぎるひみつ兵器」ではちょっと微妙すぎますし…。やっぱり全とっかえですかね。ほぼ純国産チームで昇格を勝ち取ったのはよかったんですけど、J1に残留するには助っ人の力が確実に必要になってきますからね。今ちょうどCWC来日しているチームの選手を泥酔させて、「外泊証明書にサインするんだ」と言って契約書にサインさせてみてはいかがですかね!
というわけで天皇杯もない今は完全にオフモード…と思いきや、まだまだシーズンは終わりません。来季5名ものトップチームへの昇格者を輩出しているユースチームは、12月11日に行われたU-18プレミアリーグEAST最終戦でFC東京U-18に2-1で勝利。得失点差で首位に立っていたヴェルディユースが三菱養和FCに0-1で敗れたため、コンサドーレ札幌ユースがEAST優勝となりました。
これにより、札幌ユースは12月17日にさいたまスタジアムで行われるチャンピオンシップに駒を進めました。立ちはだかるのはWEST優勝のサンフレッチェ広島ユース。先日Jユースカップで対戦し、壮絶な打ち合いの末に3-4で敗れている相手ですが、その雪辱を果たすまたとない機会です。西日本最強と言われる相手に勝って初代チャンピオンの座を手に入れたいものですね。イヤだわ。早くすりつぶさないと。
コメント (1)
それなんてエリア88w。
投稿者: らめ | 2011年12月13日 11:28
日時: 2011年12月13日 11:28