グアムでは今季最初のテストマッチとなる仁川ユナイテッドFC戦が行われました。韓国Kリーグ1部のチームを相手に行われた試合は、30分3本で0-1という結果に終わっています。この結果をどう捉えるかについてですが、まぁとりあえずは現時点ではこんなものでしょうか。
今回のグアムキャンプでは前回も書いたとおり、当初はテストマッチを入れる予定はなく、仁川側の打診で急遽行われることになったもの。最初からここを一定の目標にしてきたわけでもないでしょうし、グアムに来てからこっち、練習時間のほとんどをフィジカルトレーニングと守備練習に割いてきました。つまり攻撃の練習はほとんどやっていないこと、加えて今季の軸となるであろうFW大島や、昨季のチーム得点王FW内村が別メニュー、他にもMF宮澤やMF岡本ヤスといった攻撃の選手が欠場。そこを踏まえると、90分で0-1というのはまずまずなのではないでしょうか。仁川の公式サイトを見に行ったところ、当たり前の話ですがハングルばっかで適当にクリックしてみたらメンバー登録の画面になって超びびったりしながらそれっぽいところを探したところ、やっぱりハングルが並ぶ中かろうじて「PK」は判読できたので、すげえオレってば実はハングル読めるんじゃん超国際じ~ん! と思ったらそこだけ英語でした。つまりPKだったみたいです。
Kリーグ13位がどのくらいの実力なのかは分かりませんけど、ひとまず守備についてはある程度の手応えが得られたのではないかと思いますね。山下の穴はそう簡単には埋まらないと思いますが、ノブリンが今のところ「禁じ手」として封印している「河合さんセンターバック」を出さずに流れの中から失点しなかったのですから、この先煮詰めていけばわりかしやれるんじゃないでしょうかね。
去年からいるメンバーが多いとは言え新しい選手たちも多く加わっていますし、乗組員がほぼ女子高生の宇宙船じゃあるまいし、最初からそうそううまくはいかないでしょう。グアムキャンプも残りあとわずか。熊本での二次キャンプに向けて手応えと課題を得られたのであれば、「まんずまんず」といったところだと思います。