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2013年2月12日

古田帰る

 熊本キャンプも2週目に突入しました。この間、2月7日に「俺たちの元気」こと中山元気監督率いる中国リーグのレノファ山口FCと、2月10日は韓国Kリーグ1部の水原三星とテストマッチを行い、山口とは45分を3本で3-3、水原とは35分を3本で2-4という結果だったようです。この段階のテストマッチの結果なんて重要ではありませんし、内容も見ていないのでそこに言及することもできない上、公式サイトではメンバーも得点者も公開されていないので、得意の妄想を炸裂させることすらできません。非公開については見学者への「自粛お願い」もないですし、Twitterで実況している人も普通にいたので、あまり厳しく公開を制限するつもりはないみたいですけど。

 まぁあとは開幕までにどのくらい仕上げられるか、ということなのですが、予定ではあと3~4試合テストマッチが行われる模様。今のところ、キャンプを襲撃する予定の2月最終週を含めて20日以降のスケジュールは出ていないのですが、事前の報道によれば21日と24日にテストマッチが組まれる予定ではあるようです。既に確定している日程では今のところほぼ事前報道通りに試合が組まれているので、21日も24日も予定通りに行われるものと思いますが、問題はそれを「どこ」でやるかですね。予想に反して、現時点で発表されている試合は全て大津で行われているのですが、だからといって残り2試合もそうかという保証はないわけで、むしろこれまでの経験上、24日の試合だけが県外遠征になったりする可能性も充分に考えられます。先週のキャンプ入りを伝える北海道新聞の記事の中でも、「練習試合は7日の中国リーグ、山口戦を皮切りに、Jリーグ勢や大学生と5、6試合を予定する。」とあるのですが、今のところ判明している中には大学生との試合はありません。なのでどっちかが大学生相手になるのかなぁとなんとなく考えてはいますが、Jリーグ「勢」とある割にはJチームとの試合は現時点でV・ファーレン長崎との試合しかないので、もう1チームくらいJチームとの対戦があるのかもしれません。何でもいいので早く日程出してくれるとありがたいのですが…。さもないとスケジュールのページにF5アタックして逮捕されかねませんからね。自作PCだし。IT関係だし。猫好きだし。猫アレルギーですけど。

 さて、先日スイスリーグのFCトゥーンに「移籍を前提として」トライアル参加していたMF古田寛幸ですが、「移籍を前提として」参加していたにも関わらず、契約には至らなかった模様です。「移籍を前提として」現地に行っていた古田は一転札幌に残留することが決定、帰国後すぐに熊本キャンプに合流となりました。
 三上GMの話によれば、「95%獲得するようなもの」だったそうで、実際この時期に行かせるということはほぼ移籍決定という算段だったようですが、まぁどうなんでしょうね。向こうとしてみれば本当に95%のつもりだったのかはわかりませんし、たとえそう考えていたとしても、実際にプレイを見たら残りの5%のほうだったのかもしれませんけど、こちらから見れば結婚詐欺に遭ったようなもんですよね。獲らんのなら呼ぶな。
 まぁ正直なところ、やれデンマークだやれスイスだと「ヨーロッパなら何でもいい」というような、平沢唯さんみたいな姿勢で移籍するのはどうなのかというのはないでもなかったんで、この悔しさをバネに、「請われる形」での移籍を目指して欲しいと思いますね。そりゃヨーロッパの大して有名じゃないクラブであっても、極東の2部リーグよりはビッグクラブのスカウトの目に触れやすいのは確かでしょうけど、試合に出なければ目に触れるも何もないわけですしからね。
 いずれにしても古田は今季札幌でプレイすることになったのは確かですから、ここは2009年の香川真司くらいの鬼のような活躍をして、堂々と海外移籍を勝ち取ってください。

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